ZEQUO 2300/2310 SPAN設定手順

はじめに

この設定例では、ZEQUO 2300/2310のSPAN設定について説明します。

対象機種

対象機種

SPANの概要

SPAN(Switched Port Analyzer)は、特定のインターフェースで送受信したパケットを、他のインターフェースにコピーする機能です。
ネットワークアナライザを用いた解析を行う際に使用されます。

構成例

解説

  • ポート24で送受信したパケットをポート1にコピーします。

<関連コマンド>

モード コマンド デフォルト設定
SPAN 送信先インターフェース設定 (config)# monitor session <session-number> destination interface <interface> 無し
送信元インターフェース設定 (config)# monitor session <session-number> source interface <interface > <both | rx | tx> 無し

設定手順

手順1.

PCとスイッチングハブをコンソールケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。

手順2.

ログイン画面にて、UserNameとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。

手順3.

ユーザモード→特権モード→グローバルコンフィグレーションモードの順に移行します。

ZEQUO2300>enable
ZEQUO2300#configure terminal
ZEQUO2300(config)#

手順4.

モニタセッションの送信先インターフェースを設定します。(ポート:1)

ZEQUO2300(config)#monitor session 1 destination interface gi1/0/1
ZEQUO2300(config)#

手順5.

モニタセッションの送信元インターフェースを設定します。(ポート:2、方向:双方向)

ZEQUO2300(config)#monitor session 1 source interface gi1/0/24 both
ZEQUO2300(config)#exit
ZEQUO2300#

手順6.

設定を保存します。

ZEQUO2300#copy running-config startup-config

Destination filename startup-config? [y/n]: 
ここで y を入力します。

Saving all configurations to NV-RAM.......... Done. と表示されたら設定保存完了です。

サンプルコンフィグ(ZEQUO 2300)

サンプルコンフィグを開く

 

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