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ZEQUO REシリーズ リングプロトコル設定手順
はじめに
この設定例では、ZEQUO REシリーズのリングプロトコル設定について説明します。
対象機種
対象機種 |
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概要
リングプロトコルは、リング状にスイッチングハブを接続することにより、冗長化ネットワーク構成を実現する機能です。
詳細はこちら
構成例
解説
- リングプロトコルは1台のマスターと1台以上のトランジットから構成されます。
- ZEQUO 2600RE-1をマスターにします。
- リングプロトコルで使用するポート(プライマリポートとセカンダリポート)のループ検知・遮断機能は無効にする必要があります。
- 制御VLANを使用してリングプロトコルの管理パケットが転送されます。
- 正常時はマスターのセカンダリポートがブロッキング状態になり、リング上で障害が発生するとブロッキングが開放されることで通信が継続されます。
<関連コマンド>
モード | コマンド | デフォルト設定 | ||
---|---|---|---|---|
リングプロトコル | ドメイン設定モード移行 | (config)# | rrp domain <domain-name> | 無し |
プライマリポート設定 | (config-rrp)# | primary-port interface <interface> | 無し | |
セカンダリポート設定 | (config-rrp)# | secondary-port interface <interface> | 無し | |
制御VLAN設定 | (config-rrp)# | control-vlan-id <vlan-id> | 無し | |
データVLAN設定 | (config-rrp)# | data-vlan-ids <vlan-id> | 無し | |
役割設定 | (config-rrp)# | type <master | transit> | 無し | |
ドメイン有効化 | (config-rrp)# | domain enable | 無効 | |
有効化 | (config)# | rrp enable | 無効 |
設定手順
手順1.
PCとスイッチングハブをコンソールケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。
手順2.
ログイン画面にて、UserNameとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。
手順3.
ユーザモード→特権モード→グローバルコンフィグレーションモードの順に移行します。
ZEQUO2600RE>enable
ZEQUO2600RE#configure terminal
ZEQUO2600RE(config)#
手順4.
ZEQUO 2600RE-1のポート23-24のループ検知・遮断機能を無効にします。
ZEQUO2600RE(config-if-range)#no line loopback
ZEQUO2600RE(config-if-range)#exit
ZEQUO2600RE(config)#
手順5.
ZEQUO 2600RE-1にリングプロトコルの設定を行います。
(ドメイン名:RING、プライマリポート:23、セカンダリポート:24、制御VLAN:1000、データVLAN:1、役割:マスター)
ZEQUO2600RE(config)#rrp domain RING
ZEQUO2600RE(config-rrp)#primary-port interface gigabitEthernet 1/0/23
ZEQUO2600RE(config-rrp)#secondary-port interface gigabitEthernet 1/0/24
ZEQUO2600RE(config-rrp)#control-vlan-id 1000
ZEQUO2600RE(config-rrp)#data-vlan-ids 1
ZEQUO2600RE(config-rrp)#type master
ZEQUO2600RE(config-rrp)#domain enable
ZEQUO2600RE(config-rrp)#exit
ZEQUO2600RE(config)#rrp enable
ZEQUO2600RE(config)#
ZEQUO2600RE#
手順6.
ZEQUO 2600RE-1の設定を保存します。
Saving all configurations to NV-RAM.......... Done. と表示されたら設定保存完了です。
ZEQUO 2600RE-2のポート23-24のループ検知・遮断機能を無効にします。(手順4と同様)
ZEQUO 2600RE-2にリングプロトコルの設定を行います。
ZEQUO 2600RE-2の設定を保存します。(手順6と同様)
ZEQUO 2600RE-3、ZEQUO 2600RE-4にZEQUO 2600RE-2と同様の設定を行い、設定を保存します。
この設定例についてのアンケート
ZEQUO2600RE#copy running-config startup-config
Destination filename startup-config? [y/n]:
ここで y を入力します。
手順7.
手順8.
(ドメイン名:RING、プライマリポート:23、セカンダリポート:24、制御VLAN:1000、データVLAN:1、役割:トランジット)
ZEQUO2600RE(config)#rrp domain RING
ZEQUO2600RE(config-rrp)#primary-port interface gigabitEthernet 1/0/23
ZEQUO2600RE(config-rrp)#secondary-port interface gigabitEthernet 1/0/24
ZEQUO2600RE(config-rrp)#control-vlan-id 1000
ZEQUO2600RE(config-rrp)#data-vlan-ids 1
ZEQUO2600RE(config-rrp)#type transit
ZEQUO2600RE(config-rrp)#domain enable
ZEQUO2600RE(config-rrp)#exit
ZEQUO2600RE(config)#rrp enable
ZEQUO2600RE(config)#
ZEQUO2600RE#
手順9.
手順10.
サンプルコンフィグ(ZEQUO 2600RE-1)
サンプルコンフィグ(ZEQUO 2600RE-2)
サンプルコンフィグ(ZEQUO 2600RE-3)
サンプルコンフィグ(ZEQUO 2600RE-4)
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