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ZEQUO DLシリーズ TFTPによるファームウェアバージョンアップ手順
はじめに
この設定例では、ZEQUO DLシリーズのバージョンアップ手順について説明します。
対象機種
対象機種 |
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TFTPによるファームウェアバージョンアップの概要
TFTPサーバに保存されたファームウェアをダウンロードして、バージョンアップを行います。
各機種の最新ファームウェアはこちらよりダウンロード可能です。
構成例
解説
- TFTPサーバに保存されたファームウェア( pn36241c_vxxxxx.rom)をZEQUO 4500DLにダウンロードします。
- 再起動を実行すると、起動ファイルに指定したファームウェアで立ち上がります。
※作業前に最新のファームウェアを以下のURLからダウンロードをお願いします。
https://panasonic.co.jp/ew/pewnw/support/download/
<関連コマンド>
モード | コマンド | デフォルト設定 | |
---|---|---|---|
バージョンアップ | # | boot system tftp: // | - |
設定手順
手順1.
PCとスイッチングハブをコンソールケーブルとツイストペアケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。
手順2.
ログイン画面にて、UserNameとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。
手順3.
ユーザモード→特権モード→グローバルコンフィグレーションモードの順に移行します。
ZEQUO4500DL>enable
ZEQUO4500DL#configure terminal
ZEQUO4500DL(config)#
手順4.
IPアドレスの設定を行います。(VLAN1:192.168.1.254/24)
ZEQUO4500DL(config)#interface vlan 1
ZEQUO4500DL(config-if)#ip address 192.168.1.254 255.255.255.0
ZEQUO4500DL(config-if)#exit
ZEQUO4500DL(config)#exit
ZEQUO4500DL#
手順5.
バージョンアップコマンドを実行します。
TFTPサーバIPアドレス:192.168.1.1、TFTPサーバに保存されているファームウェア名: pn36241c_vxxxxx.rom
ZEQUO4500DL#boot system tftp://192.168.1.1/pn36241c_vxxxxx.rom
[20%] ※ダウンロードが開始すると割合を%表示でカウントアップされます。
※ファイルのダウンロードが完了すると以下のように表示されます。
Copy: 27839631 bytes copied in 00:02:02 [hh:mm:ss]
【ブートイメージの確認】
ZEQUO4500DL#show bootvar
Active-image: flash://system/images/ pn36241c_v10115.rom ※稼働中ファーム
Version: 1.0.1.15
MD5 Digest: d28c3a478453e4bf1719ce2ba7b0420c
Date: 2022/05/31
Time: 17:09:58
Inactive after reboot
Inactive-image: flash://system/images/pn36241c_vxxxxx.rom ※バージョンアップ用ファームウエア
Version: x.xx.xx
MD5 Digest: 1fb89404dc1bbe79f012e312548dcbc7
Date: 2022/10/25
Time: 10:25:41
Active after reboot ※再起動後、稼働ファームとなる
手順6.
再起動を実行します。
ZEQUO4500DL#reboot
You haven't saved your changes. Are you sure you want to continue ? (Y/N)[N] Y
This command will reset the whole system and disconnect your current session. Do you want to continue ? (Y/N)[N] Y
再起動が実行されます。
起動完了後のログイン画面に表示されている Firmware Version が新しいバージョンになっていれば、バージョンアップは成功です。
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