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ZEQUO DLシリーズ ストームコントロール設定手順

はじめに

この設定例では、ZEQUO DLシリーズのストームコントロール設定について説明します。

対象機種

対象機種

概要

ストームコントロールは、ブロードキャスト、マルチキャスト、ユニキャストのストームを抑制する機能です。

構成例

解説

・ポート1-16においてストームコントロールを有効にします。
・ポート1-16でストームが発生して帯域の50%を超えるレートでブロードキャストを受信すると、ポートをシャットダウンします。

<関連コマンド>

モード コマンド デフォルト設定
ストームコントロール パケットと閾値とアクション設定 (config-if)# storm-control <broadcast | multicast | unicast> level <level> shutdown 無し
自動復旧対象設定 (config)# errdisable recovery cause storm-control 無効
自動復旧時間設定 (config)# errdisable recovery interval <30-86400> 300

設定手順

手順1.

PCとスイッチングハブをコンソールケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。

手順2.

ログイン画面にて、UserNameとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。

手順3.

ユーザモード→特権モード→グローバルコンフィグレーションモードの順に移行します。

ZEQUO4500DL>enable
ZEQUO4500DL#configure terminal
ZEQUO4500DL(config)#

手順4.

ストームコントロールのパケット、閾値、アクション設定を行います。(ポート:1-16、パケット:ブロードキャスト、閾値:50%、アクション:シャットダウン)

ZEQUO4500DL(config)#interface range gi1/0/1-16
ZEQUO4500DL(config-if-range)#storm-control broadcast level 50 shutdown
ZEQUO4500DL(config-if-range)#exit
ZEQUO4500DL(config)#

手順5.

ストームコントロールの自動復旧設定を行います。(600秒後に自動復旧)

ZEQUO4500DL(config)#errdisable recovery cause storm-control
ZEQUO4500DL(config)#errdisable recovery interval 600
ZEQUO4500DL(config)#exit
ZEQUO4500DL#

手順6.

設定を保存します。

ZEQUO4500DL#copy running-config startup-config
Overwrite file [startup-config].... (Y/N)[N] ?
ここで y を入力します。

Copy succeeded と表示されたら設定保存完了です。

サンプルコンフィグ(ZEQUO 4500DL)

サンプルコンフィグを開く

 

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