MXGシリーズ QoS設定手順

はじめに

この設定例では、MXGシリーズのQoSによる優先制御設定について説明します。

対象機種

対象機種

QoSの概要

QoS(Quality of Service)は、通信の目的に応じて最適な帯域割り当てを行うことで、それぞれの通信に求められるレスポンスタイムやスループットを確保するしくみです。IEEE802.1pプライオリティビットに基づいて、通信の優先制御を行います。
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構成例

解説

  • DSCPが46のパケットを受信した際に、そのパケットのVLANタグにCoS 5を付与します。
  • CoSの値に基づき、送信時の優先度を決定します。

<関連コマンド>

モード コマンド デフォルト設定
クラスマップ クラスマップ作成 (config)# class-map <name> 無し
条件定義 (config-cmap)# match dscp <dscp> 無し
ポリシーマップ ポリシーマップ作成 (config)# policy-map <name> 無し
クラスマップ指定 (config-pmap)# class <name> 無し
値設定 (config-pmap-c)# set <precedence | dscp | cos > <num> 無し
インターフェース適用 (config-if)# service-policy <input> <name> 無し
優先制御 スケジューリング方式設定 (config-if)# mls qos scheduler <sp | rr | wrr | wdrr> wrr

設定手順

手順1.

PCとスイッチングハブをコンソールケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。

手順2.

ログイン画面にて、UserNameとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。

手順3.

ユーザモード→特権モード→グローバルコンフィグレーションモードの順に移行します。

MXG-ML8THPoE++>enable
MXG-ML8THPoE++#configure terminal
MXG-ML8THPoE++(config)#

手順4.

VLAN10(IP_PHONE)の設定を行います。

MXG-ML8THPoE++(config)#vlan 10
MXG-ML8THPoE++(config-vlan)#name IP_PHONE
MXG-ML8THPoE++(config-vlan)#exit
MXG-ML8THPoE++(config)#

手順5.

VLAN20(PC)の設定を行います。

MXG-ML8THPoE++(config)#vlan 20
MXG-ML8THPoE++(config-vlan)#name PC
MXG-ML8THPoE++(config-vlan)#exit
MXG-ML8THPoE++(config)#

手順6.

VLANの設定を行います。(VLAN10:ポート1-4,VLAN20:ポート5-8,trunk:ポート10)

MXG-ML8THPoE++(config)#interface range fiveGigabitEthernet 1/0/1-4
MXG-ML8THPoE++(config-if-range)#switchport mode access
MXG-ML8THPoE++(config-if-range)#switchport access vlan 10
MXG-ML8THPoE++(config-if-range)#interface range fiveGigabitEthernet 1/0/5-8
MXG-ML8THPoE++(config-if-range)#switchport mode access
MXG-ML8THPoE++(config-if-range)#switchport access vlan 20
MXG-ML8THPoE++(config-if-range)#interface tenGigabitEthernet1/0/10
MXG-ML8THPoE++(config-if)#switchport mode trunk
MXG-ML8THPoE++(config-if)#exit
MXG-ML8THPoE++(config)#

手順7.

ポリシーマップクラスを作成します。(DSCP46のパケットにCoS5をセット)

MXG-ML8THPoE++(config)#class-map dscp-cos
MXG-ML8THPoE++(config-cmap)#match dscp 46
MXG-ML8THPoE++(config-cmap)#exit
MXG-ML8THPoE++(config)#policy-map policy1
MXG-ML8THPoE++(config-pmap)#class dscp-cos
MXG-ML8THPoE++(config-pmap-c)#set cos 5
MXG-ML8THPoE++(config-pmap-c)#exit
MXG-ML8THPoE++(config-pmap)#exit
MXG-ML8THPoE++(config)#

手順8.

ポリシーを適用するインターフェースを設定します。

MXG-ML8THPoE++(config)#interface range fiveGigabitEthernet 1/0/1-4
MXG-ML8THPoE++(config-if-range)#service-policy input policy1
MXG-ML8THPoE++(config-if-range)#exit
MXG-ML8THPoE++(config)#

手順9.

スケジューリング方式をStrict(絶対優先スケジューリング)に設定します。

MXG-ML8THPoE++(config)#interface tenGigabitEthernet 1/0/10
MXG-ML8THPoE++(config-if)#mls qos scheduler sp
MXG-ML8THPoE++(config-if)#end
MXG-ML8THPoE++#

手順10.

設定を保存します。

MXG-ML8THPoE++#copy running-config startup-config

Destination filename startup-config? [y/n]: ここで y を入力します。

Saving all configurations to NV-RAM.......... Done. と表示されたら設定保存完了です。

サンプルコンフィグ(MXG-ML8THPoE++)

サンプルコンフィグを開く

 

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