パナソニックEWネットワークス > サポート情報 > スイッチングハブサポート情報 > 設定例 > MXGシリーズサブネットVLAN設定手順
ここから本文です。
MXGシリーズ サブネットVLAN設定手順
はじめに
この設定例では、MXGシリーズのサブネットVLAN設定について説明します。
対象機種
| 対象機種 | |
|---|---|
| 鬯ｮ�ｯ�ｽ�ｷ�ｽ�ｽ�ｽ�ｩ鬩包ｽｶ闕ｵ闍難ｽｾ�ｨ髯区ｻゑｽｽ�ｹ | 鬯ｮ�ｯ�ｽ�ｷ�ｽ�ｽ�ｽ�ｩ鬩包ｽｶ隰ｫ�ｾ�ｽ�ｽ�ｽ�ｫ鬮ｯ蜈ｷ�ｽ�ｻ�ｽ�ｽ�ｽ�ｽ |
| ZEQUO 4500DL | PN36241C |
サブネットVLANの概要
サブネットVLANは、送信元のIPアドレスに基づき、所属するVLANを決定する機能です。
構成例
解説
- 192.168.10.0/24のIPアドレスを持つ端末が送信したデータを受信したとき、VLAN10として処理します。
- 192.168.20.0/24のIPアドレスを持つ端末が送信したデータを受信したとき、VLAN20として処理します。
- サブネットVLANを動かすポートのVLANメンバモードは、ハイブリッドに設定する必要があります。
＜関連コマンド＞
| モード | コマンド | デフォルト設定 | ||
|---|---|---|---|---|
| VLAN | VLANメンバモード設定 | (config-if)# | switchport mode <access | hybrid | private-vlan | trunk> | hybrid |
| ハイブリッドVLAN設定 | (config-if)# | switchport hybrid allowed vlan add <untagged | tagged> <vlan-id> | untagged 1 | |
| サブネットVLAN設定 | (config-if)# | subnet-vlan ipv4 <ip-address/mask> vlan <vlan-id> | 無し | |
設定手順
手順1.
PCとスイッチングハブをコンソールケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。
手順2.
ログイン画面にて、UserNameとPassword（初期状態はどちらもmanager）を入力して設定画面にログインします。
手順3.
ユーザモード→特権モード→グローバルコンフィグレーションモードの順に移行します。
MXG-ML8THPoE++>enable
MXG-ML8THPoE++#configure terminal
MXG-ML8THPoE++(config)#
手順4.
VLANの設定を行います。（VLAN10：ポート1-9、VLAN20：ポート1-8,10）
MXG-ML8THPoE++(config)#vlan 10,20
MXG-ML8THPoE++(config-vlan)#interface range fi1/0/1-8
MXG-ML8THPoE++(config-if-range)#switchport mode hybrid
MXG-ML8THPoE++(config-if-range)#switchport hybrid allowed vlan untagged 10,20
MXG-ML8THPoE++(config-if-range)#interface te1/0/9
MXG-ML8THPoE++(config-if)#switchport mode access
MXG-ML8THPoE++(config-if)#switchport access vlan 10
MXG-ML8THPoE++(config-if)#interface te1/0/10
MXG-ML8THPoE++(config-if)#switchport mode access
MXG-ML8THPoE++(config-if)#switchport access vlan 20
MXG-ML8THPoE++(config-if)#exit
MXG-ML8THPoE++(config)#
手順5.
指定したネットワークアドレスを持つ端末をVLAN10に所属させる設定をします。（ネットワークアドレス：192.168.10.0/24）
MXG-ML8THPoE++(config)#subnet-vlan ipv4 192.168.10.0/24 vlan 10
MXG-ML8THPoE++(config)#
手順6.
指定したネットワークアドレスを持つ端末をVLAN20に所属させる設定をします。（ネットワークアドレス：192.168.20.0/24）
MXG-ML8THPoE++(config)#subnet-vlan ipv4 192.168.20.0/24 vlan 20
MXG-ML8THPoE++(config)#exit
MXG-ML8THPoE++#
手順7.
設定を保存します。
MXG-ML8THPoE++#copy running-config startup-config
Destination filename startup-config? [y/n]:
ここで y を入力します。
Saving all configurations to NV-RAM.......... Done. と表示されたら設定保存完了です。
サンプルコンフィグ（MXG-ML8THPoE++）
この設定例についてのアンケート
