MXGシリーズ VLAN設定手順

はじめに

この設定例では、MXGシリーズのVLAN設定について説明します。

対象機種

対象機種

VLANの概要

VLANは、ネットワークの仮想的なグループ分けができる機能です。
詳細はこちら

構成例

解説

  • MXG-ML8THPoE++をVLAN10とVLAN20にネットワーク分割します。
  • ポート1-8はUntag(アクセスポート)、ポート9はTag(トランクポート)とします。
  • VLAN10同士、VLAN20同士は通信可、VLAN10とVLAN20間は通信不可となります。

<関連コマンド>

モード コマンド デフォルト設定
VLAN VLANモード設定 (config-if)# switchport mode <access | hybrid | private-vlan | trunk> hybrid
アクセスVLAN設定 (config-if)# switchport access vlan <vlan-id> 無し

設定手順

手順1.

PCとスイッチングハブをコンソールケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。

手順2.

ログイン画面にて、UserNameとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。

手順3.

ユーザモード→特権モード→グローバルコンフィグレーションモードの順に移行します。

MXG-ML8THPoE++>enable
MXG-ML8THPoE++#configure terminal
MXG-ML8THPoE++(config)#

手順4.

MXG-ML8THPoE++-1にVLAN(Untag)の設定を行います。(VLAN10:ポート1-4、VLAN20:ポート5-8)

MXG-ML8THPoE++(config)#vlan 10,20
MXG-ML8THPoE++(config-vlan)#interface range fi1/0/1-4
MXG-ML8THPoE++(config-if-range)#switchport mode access
MXG-ML8THPoE++(config-if-range)#switchport access vlan 10
MXG-ML8THPoE++(config-if-range)#interface range fi1/0/5-8
MXG-ML8THPoE++(config-if-range)#switchport mode access
MXG-ML8THPoE++(config-if-range)#switchport access vlan 20
MXG-ML8THPoE++(config-if-range)#exit
MXG-ML8THPoE++(config)#

手順5.

MXG-ML8THPoE++-1にVLAN(Tag)の設定を行います。(ポート9)

MXG-ML8THPoE++(config)#interface gi1/0/9
MXG-ML8THPoE++(config-if)#switchport mode trunk
MXG-ML8THPoE++(config-if)#exit
MXG-ML8THPoE++(config)#exit
MXG-ML8THPoE++#

手順6.

MXG-ML8THPoE++-1の設定を保存します。

MXG-ML8THPoE++#copy running-config startup-config

Destination filename startup-config? [y/n]:
ここで y を入力します。

Saving all configurations to NV-RAM.......... Done. と表示されたら設定保存完了です。

手順7.

MXG-ML8THPoE++-2にVLANの設定を行います。(手順4-5と同様)

手順8.

MXG-ML8THPoE++-2の設定を保存します。(手順6と同様)

サンプルコンフィグ(MXG-ML8THPoE++-1、MXG-ML8THPoE++-2)

サンプルコンフィグを開く

 

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