MXGシリーズ SNTP設定手順

はじめに

この設定例では、MXGシリーズのSNTP設定について説明します。

対象機種

対象機種

SNTPの概要

SNTP(Simple Network Time Protocol)は、ネットワーク上のクライアントとサーバの時刻を同期させるためのプロトコルです。

構成例

解説

  • SNTPサーバと1時間周期で時刻同期します。
  • UTC+9が日本の標準時間です。

<関連コマンド>

モード コマンド デフォルト設定
SNTP サーバIPアドレス設定 (config)# sntp server <ip-address> 無し
同期間隔設定 (config)# sntp interval <seconds> 720
有効化設定 (config)# sntp enable 無効

設定手順

手順1.

PCとスイッチングハブをコンソールケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。

手順2.

ログイン画面にて、UserNameとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。

手順3.

ユーザモード→特権モード→グローバルコンフィグレーションモードの順に移行します。

MXG-ML8THPoE++>enable
MXG-ML8THPoE++#configure terminal
MXG-ML8THPoE++(config)#

手順4.

IPアドレスの設定を行います。(VLAN1:192.168.1.10/24)

MXG-ML8THPoE++(config)#interface vlan1
MXG-ML8THPoE++(config-if)#ip address 192.168.1.10 255.255.255.0
MXG-ML8THPoE++(config-if)#exit
MXG-ML8THPoE++(config)#

手順5.

SNTPサーバのIPアドレス設定を行います。(サーバIPアドレス:192.168.1.1)

MXG-ML8THPoE++(config)#sntp server 192.168.1.1
MXG-ML8THPoE++(config)#

手順6.

サーバとの同期間隔の設定を行います。(同期間隔:3600秒)

MXG-ML8THPoE++(config)#sntp interval 3600
MXG-ML8THPoE++(config)#

手順7.

SNTPを有効にします。

MXG-ML8THPoE++(config)#sntp enable
MXG-ML8THPoE++(config)#exit
MXG-ML8THPoE++#

手順8.

設定を保存します。

MXG-ML8THPoE++#copy running-config startup-config

Destination filename startup-config? [y/n]:
ここで y を入力します。

Saving all configurations to NV-RAM.......... Done. と表示されたら設定保存完了です。

サンプルコンフィグ(MXG-ML8THPoE++)

サンプルコンフィグを開く

 

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