ここから本文です。
MGAシリーズ ポートグルーピング設定手順
はじめに
この設定例では、MGAシリーズのポートグルーピング設定について手順を説明します。
対象機種
| 対象機種 |
|---|
ポートグルーピング機能の概要
通信を許可するポート同士を「グループ」として割り当てることによって通信経路の制御が可能になります。
同一セグメントであっても通信可能なポートを個々に指定できるため、VLAN機能が無いブロードバンドルータをご使用の場合でもインターネットマンション等における戸別のセキュリティ確保が可能です。
詳細はこちら
構成例

解説
- グループ1-3同士の通信を禁止し、5,6番ポートとの通信のみを許可するよう3つのグループを設定します。
① グループID:1、グループ名:Group1 > ポート1, 5‐6
② グループID:2、グループ名:Group2 > ポート2, 5‐6
③ グループID:3、グループ名:Group3 > ポート3-6
<関連コマンド>
| モード | コマンド | デフォルト設定 | ||
|---|---|---|---|---|
| ポートグルーピング | (config)# | port-group GROUP-ID name GROUP-NAME member INTERFACE-ID | なし | |
設定手順
手順1.
PCとスイッチングハブをコンソールケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。
手順2.
ログイン画面にて、UserNameとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。
手順3.
ユーザモード→特権モード→グローバルコンフィグレーションモードの順に移行します。
MGA-ML4TWPoE++>enable
MGA-ML4TWPoE++#configure terminal
MGA-ML4TWPoE++(config)#
手順4.
ポートグルーピングの設定を行います。
(グループ1:ポート1, 5‐6、グループ2:ポート2, 5-6、グループ3:ポート3‐6)
MGA-ML4TWPoE++(config)#port-group 1 name Group1 member 1,5-6
MGA-ML4TWPoE++(config)#port-group 2 name Group2 member 2,5-6
MGA-ML4TWPoE++(config)#port-group 3 name Group3 member 3-6
手順5.
設定を保存します。
MGA-ML4TWPoE++(config)#exit
MGA-ML4TWPoE++#copy running-config startup-config
Destination filename startup-config? [y/n]:
ここで y を入力します。
Saving all configurations to NV-RAM.......... Done. と表示されたら設定保存完了です。
サンプルコンフィグ(MGA-ML4TWPoE++)
この設定例についてのアンケート