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MGAシリーズ PoEオートリブート(帯域幅)設定手順
はじめに
この設定例では、MGAシリーズのPoEオートリブート設定について説明します。
対象機種
| 対象機種 |
|---|
PoEオートリブート機能の概要
PoEオートリブートとは、カメラや無線アクセスポイントなどのPoE機器のフリーズを3つの方式(LLDP/PING/帯域幅)から検知し、PoE給電OFF/ONすることでPoE機器をリブートさせる機能です。
構成例

解説
- ポート1番に接続された機器へのPoEオートリブートを有効にします。
- 接続機器の通信パケットが一定期間、指定の閾値(1Mbps)以下になるとPoE給電を停止/開始させ給電機器を再起動します。
※帯域の閾値はお客様の運用環境に合わせて設定をお願いします。
<関連コマンド>
| モード | コマンド | デフォルト設定 | ||
|---|---|---|---|---|
| PoE オートリブート | トラフィック設定 | (config-if)# | peth auto-reboot traffic < over | below > <0-5,368,709,119 bps> | 無し |
| 異常検知時の PoE 給電 OFF/ONの有効化 | (config-if)# | peth auto-reboot notify poe | 無効 | |
| オートリブート繰り返し設定 | (config-if)# | peth auto-reboot repeat | 無効 | |
設定手順
手順1.
PCとスイッチングハブをコンソールケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。
手順2.
ログイン画面にて、UserNameとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。
手順3.
ユーザモード→特権モード→グローバルコンフィグレーションの順に移行します。
MGA-ML4TWPoE++>enable
MGA-ML4TWPoE++#configure terminal
MGA-ML4TWPoE++(config)#
手順4.
オートリブートを実行するポート、閾値を指定します。(1番ポート、1Mbps以下)
MGA-ML4TWPoE++(config)#interface FiveGigabitEthernet1/0/1
MGA-ML4TWPoE++(config-if)# peth auto-reboot traffic below 1000000
手順5.
オートリブートを実行するポートの異常検知時のPoE 給電 OFF/ONを有効にします。
MGA-ML4TWPoE++(config-if)#peth auto-reboot notify poe
手順6.
オートリブートを実行するポートのPoE OFF/ONの繰り返し制御を有効にします。
MGA-ML4TWPoE++(config-if)#peth auto-reboot repeat
MGA-ML4TWPoE++(config-if)#end
手順7.
設定を保存します。
MGA-ML4TWPoE++#copy running-config startup-config
Destination filename startup-config? [y/n]:
ここで y を入力します。
Saving all configurations to NV-RAM.......... Done. と表示されたら設定保存完了です。
サンプルコンフィグ(MGA-ML4TWPoE++)
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