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GA-MLシリーズ ポートグルーピング設定手順
はじめに
この設定例では、GA-MLシリーズのポートグルーピング設定について手順を説明します。
対象機種
対象機種 |
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ポートグルーピング機能の概要
通信を許可するポート同士を「グループ」として割り当てることによって通信経路の制御が可能になります。
同一セグメントであっても通信可能なポートを個々に指定できるため、VLAN機能が無いブロードバンドルータをご使用の場合でもインターネットマンション等における戸別のセキュリティ確保が可能です。詳細はこちら
構成例
解説
ポート1-3はポート1-3同士の通信を禁止し、4-6番ポートとの通信のみを許可するよう3つのグループを設定します。
① グループID:1、グループ名:Group1 > ポート1,4-6
② グループID:2、グループ名:Group2 > ポート2,4-6
③ グループID:3、グループ名:Group3 > ポート3-6
<関連コマンド>
モード | コマンド | デフォルト設定 | |
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ポートグルーピング | (config)# | port-group group-id {enable |{name group-name member interface-id }} | なし |
設定手順
手順1.
PCとスイッチングハブをコンソールケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。
手順2.
ログイン画面にて、UserNameとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。
手順3.
ユーザモード→特権モード→グローバルコンフィグレーションモードの順に移行します。
GA-ML4TPoE+>enable
GA-ML4TPoE+#configure terminal
GA-ML4TPoE+(config)#
手順4.
ポートグルーピングの設定を行います。
(グループ1:ポート1,4-6、グループ2:ポート2,4-6、グループ3:ポート3-6)
GA-ML4TPoE+(config)#port-group 1 name Group1 member 1,4-6
GA-ML4TPoE+(config)#port-group 2 name Group2 member 2,4-6
GA-ML4TPoE+(config)#port-group 3 name Group3 member 3-6
手順5.
設定を保存します。
GA-ML4TPoE+#copy running-config startup-config
Destination filename startup-config? [y/n]:
ここで y を入力します。
Saving all configurations to NV-RAM.......... Done. と表示されたら設定保存完了です。
サンプルコンフィグ(GA-ML4TPoE+)
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