GA-MLシリーズ PoEスケジューラ設定手順

はじめに

この設定例では、GA-MLシリーズのPoEスケジューラ設定について説明します。

対象機種

対象機種

PoEスケジューラ機能の概要

 PoEスケジューラ機能は、PoE対応機器への給電のスケジューリング機能です。
 ポート単位で月、週、日、特定日毎に設定された時刻に@PoE OFF、APoE ON、BPoE OFF/ONの制御が可能です。
 ※本機能はSNTPサーバなしでも動作しますが、システムで時刻のずれが発生するため別途SNTPサーバ設置することを推奨します。

構成例

解説

  • ポート1番に接続された機器へのPoEスケジュールを有効にします。
  • スケジュール設定された時刻になるとPoE給電を停止、または開始させ制御することができます。

<関連コマンド>

モード コマンド デフォルト設定
PoE shcedule 有効化設定(全体) (config)# peth schedule enable 有効
有効化設定
(スケジュール)
(config)# peth schedule 〈schedule-id〉 {enable |disable} 有効
ポートリスト設定 (config)# peth schedule portlist 〈portlist-id〉 member 〈interface〉 無し
スケジュール設定 (config)# peth schedule 〈schedule-id〉 name 〈schedule-name〉 { monthly date 〈schedule-date〉| daily | datelist 〈datalist-id〉| weekly 〈weekly-day〉} time 〈schedule-time〉 portlist 〈portlist-id〉 poe-action {on-port | off-port | off/on-port} 無し

設定手順

手順1.

PCとスイッチングハブをコンソールケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。

手順2.

ログイン画面にて、UserNameとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。

手順3.

ユーザモード→特権モードの順に移行し時刻設定を行います。(例:2020/1/1 9:00)
SNTPサーバ使用時はこちら

GA-ML24TPoE+>enable
GA-ML24TPoE+#clock set 9:00:00 1 jan 2020

手順4.

特権モード→グローバルコンフィグレーションモードに移行します。

GA-ML24TPoE+#configure terminal
GA-ML24TPoE+(config)#

手順5.

PoEスケジュールを実行するポートリストを作成します。(ポートリスト1:1番ポートを指定)

GA-ML24TPoE+(config)#peth schedule portlist 1 member Gi1/0/1

手順6.

PoEスケジュールを作成します。(スケジュール1:19時に給電停止 スケジュール2:7時に給電開始)

GA-ML24TPoE+(config)#peth schedule 1 name POE-OFF daily time 19:00 portlist 1 poe-action off-port
GA-ML24TPoE+(config)#peth schedule 2 name POE-ON daily time 7:00 portlist 1 poe-action on-port
GA-ML24TPoE+(config)#exit

手順7.

設定を保存します。

GA-ML24TPoE+#copy running-config startup-config

Destination filename startup-config? [y/n]: 
ここで y を入力します。

Saving all configurations to NV-RAM.......... Done. と表示されたら設定保存完了です。

サンプルコンフィグ(GA-ML24TPoE+)

サンプルコンフィグを開く

 

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