GA-MLシリーズ ストームコントロール設定手順

はじめに

この設定例では、GA-MLシリーズのストームコントロール設定について説明します。

対象機種

対象機種

ストームコントロールの概要

ストームコントロールは、ブロードキャスト、マルチキャスト、ユニキャストのストームを抑制する機能です。

構成例

解説

  • ポート1-16においてストームコントロールを有効にします。
  • ポート1-16でストームが発生して1000ppsを超えるレートでブロードキャストを受信すると、ポートをシャットダウンします。
  • シャットダウンモードは閾値にppsを指定したときのみ設定できます。

<関連コマンド>

モード コマンド デフォルト設定
ストームコントロール パケットと閾値設定 (config-if)# storm-control <broadcast | multicast | unicast> level <kbps | pps> <level> 無し
アクション設定 (config-if)# strom-control action <drop | none | shutdown> drop
自動復旧設定 (config)# errdisable recovery cause storm-control interval <5-86400> 無効

設定手順

手順1.

PCとスイッチングハブをコンソールケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。

手順2.

ログイン画面にて、UserNameとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。

手順3.

ユーザモード→特権モード→グローバルコンフィグレーションモードの順に移行します。

GA-ML24TPoE+>enable
GA-ML24TPoE+#configure terminal
GA-ML24TPoE+(config)#

手順4.

ストームコントロールのパケット、閾値、アクション設定を行います。(ポート:1-16、パケット:ブロードキャスト、閾値:1000pps、アクション:シャットダウン)

GA-ML24TPoE+(config)#interface range gi1/0/1-16
GA-ML24TPoE+(config-if-range)#storm-control broadcast level pps 1000
GA-ML24TPoE+(config-if-range)#storm-control action shutdown
GA-ML24TPoE+(config-if-range)#exit
GA-ML24TPoE+(config)#

手順5.

ストームコントロールの自動復旧設定を行います。(600秒後に自動復旧)

GA-ML24TPoE+(config)#errdisable recovery cause storm-control interval 600
GA-ML24TPoE+(config)#exit
GA-ML24TPoE+#

手順6.

設定を保存します。

GA-ML24TPoE+#copy running-config startup-config

Destination filename startup-config? [y/n]: 
ここで y を入力します。

Saving all configurations to NV-RAM.......... Done. と表示されたら設定保存完了です。

サンプルコンフィグ(GA-ML24TPoE+)

サンプルコンフィグを開く

 

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