GA-MLシリーズ Telnetサーバ有効化設定手順

はじめに

この設定例では、GA-MLシリーズのTelnetサーバ有効化設定について説明します。

対象機種

対象機種

Telnetサーバの概要

Telnetサーバは、ネットワークに接続された機器から送られてくるTelnetプロトコルを送受信するためのサーバ機能です。
工場出荷時は、無効設定になっている為、使用する際は設定を有効にする必要があります。

構成例

解説

  • Telnetサーバ機能を有効にします。
  • Telnetを受信したときに必要なパスワードの設定を行います。

<関連コマンド>

モード コマンド デフォルト設定
Telnetサーバ有効化設定 (config)# ip telnet server 無効
パスワード設定 (config)# enable password <password> 無し

設定手順

手順1.

PCとスイッチングハブをコンソールケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。

手順2.

ログイン画面にて、UserNameとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。

手順3.

ユーザモード→特権モード→グローバルコンフィグレーションモードの順に移行します。

GA-ML24TPoE+>enable
GA-ML24TPoE+#configure terminal
GA-ML24TPoE+(config)#

手順4.

IPアドレスの設定を行います。(VLAN1:192.168.1.254/24)

GA-ML24TPoE+(config)#interface vlan1
GA-ML24TPoE+(config-if)#ip address 192.168.1.254 255.255.255.0
GA-ML24TPoE+(config-if)#exit
GA-ML24TPoE+(config)#

手順5.

Telnetサーバの機能を有効にします。

GA-ML24TPoE+(config)#ip telnet server
GA-ML24TPoE+(config)#

手順6.

Telnetを受信した時に必要なパスワードの設定します。(パスワード:manager)

GA-ML24TPoE+(config)#enable password manager
GA-ML24TPoE+(config)#exit
GA-ML24TPoE+#

手順7.

設定を保存します。

GA-ML24TPoE+#copy running-config startup-config

Overwrite file [startup-config].... (Y/N)[N] ? 
ここで y を入力します。

Copy succeeded と表示されたら設定保存完了です。

サンプルコンフィグ(GA-ML24TPoE+)

サンプルコンフィグを開く

 

この設定例についてのアンケート

  • この設定例は役に立ちましたか?
  • この設定例に関してわかりにくく感じた点、項目や手順の追加のご要望などありましたらご記入ください。
    改善のための参考情報とさせていただきます。

 

ページトップへ戻る