GA-ASシリーズ QoS設定手順

はじめに

この設定例では、GA-ASシリーズのQoSによる優先制御設定について説明します。

対象機種

対象機種

QoSの概要

QoS(Quality of Service)は、通信の目的に応じて最適な帯域割り当てを行うことで、それぞれの通信に求められるレスポンスタイムやスループットを確保するしくみです。
IEEE802.1pプライオリティビットに基づいて、通信の優先制御を行います。
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構成例

解説

  • DSCPが46のパケットを受信した際に、そのパケットを優先し通信します。
  • DSCPの値に基づき、送信時の優先度を決定します。

設定手順

手順1.

PCとスイッチングハブをツイストペアケーブルで接続し、Web画面にてログイン画面を表示します。

手順2.

ログイン画面にて、UserNameとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。

手順3.

[拡張機能設定] > [VLAN作成] に遷移し、VLAN10(IP_PHONE)とVLAN20(PC)を作成します。(VLAN10:ポート1-12,25-26、VLAN20:ポート13-26)

手順4.

[拡張機能設定] > [VLAN情報/修正] に遷移し、VLAN状態を有効にします。

手順5.

[拡張機能設定] > [VLANポート設定] に遷移し、ポート1-24をUntag(アクセスポート)にします。

5‐1.

ポート1-12を選択し、PVIDを10に設定

5‐2.

ポート13-24を選択し、PVIDを20に設定

手順6.

[拡張機能設定] > [QoS設定] > [Diffserv設定] に遷移し、Diffservを適用します。(DSCP46のパケットの優先度を上げます)

手順7.

[システム管理ツール] > [設定情報保存] に遷移し、設定を保存します。

サンプルコンフィグ(GA-AS24TPoE+)

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