FA-MLシリーズ SPAN設定手順

はじめに

この設定例では、FA-MLシリーズのSPAN設定について説明します。

対象機種

対象機種

SPANの概要

SPAN(Switched Port Analyzer)は、特定のインターフェースで送受信したパケットを、他のインターフェースにコピーする機能です。
ネットワークアナライザを用いた解析を行う際に使用されます。

構成例

解説

  • ポート10で送受信したパケットをポート1にコピーします。

<関連コマンド>

モード コマンド デフォルト設定
SPAN 送信先インターフェース設定 (config)# monitor session <session-number> destination interface <interface> 無し
送信元インターフェース設定 (config)# monitor session <session-number> source interface <interface > <both | rx | tx> 無し

設定手順

手順1.

PCとスイッチングハブをコンソールケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。

手順2.

ログイン画面にて、UserNameとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。

手順3.

ユーザモード→特権モード→グローバルコンフィグレーションモードの順に移行します。

FA-ML8TPoE+>enable
FA-ML8TPoE+#configure terminal
FA-ML8TPoE+(config)#

手順4.

モニタセッションの送信先インターフェースを設定します。(ポート:1)

FA-ML8TPoE+(config)#monitor session 1 destination interface fa1/0/1
FA-ML8TPoE+(config)#

手順5.

モニタセッションの送信元インターフェースを設定します。(ポート:10)

FA-ML8TPoE+(config)#monitor session 1 source interface gi1/0/10 both
FA-ML8TPoE+(config)#exit
FA-ML8TPoE+#

手順6.

設定を保存します。

FA-ML8TPoE+#copy running-config startup-config

Overwrite file [startup-config].... (Y/N)[N] ?  
ここで y を入力します。

Copy succeeded と表示されたら設定保存完了です。

サンプルコンフィグ(FA-ML8TPoE+)

サンプルコンフィグを開く

 

この設定例についてのアンケート

  • この設定例は役に立ちましたか?
  • この設定例に関してわかりにくく感じた点、項目や手順の追加のご要望などありましたらご記入ください。
    改善のための参考情報とさせていただきます。

 

ページトップへ戻る