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FA-MLシリーズ SNTP設定手順
はじめに
この設定例では、FA-MLシリーズのSNTP設定について説明します。
対象機種
対象機種 |
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SNTPの概要
SNTP(Simple Network Time Protocol)は、ネットワーク上のクライアントとサーバの時刻を同期させるためのプロトコルです。
構成例
解説
- SNTPサーバと時刻同期します。
- 同期間隔は1024秒で固定です。
- UTC+9が日本の標準時間です。
<関連コマンド>
モード | コマンド | デフォルト設定 | ||
---|---|---|---|---|
SNTP | サーバIPアドレス、同期設定 | (config)# | sntp server <ip-address> poll | 無し |
タイムゾーン設定 | (config)# | clock timezone <zone> <hours-offset> | UTC+0 |
設定手順
手順1.
PCとスイッチングハブをコンソールケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。
手順2.
ログイン画面にて、UserNameとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。
手順3.
ユーザモード→特権モード→グローバルコンフィグレーションモードの順に移行します。
FA-ML8TPoE+>enable
FA-ML8TPoE+#configure terminal
FA-ML8TPoE+(config)#
手順4.
IPアドレスの設定を行います。(VLAN1:192.168.1.10/24)
FA-ML8TPoE+(config)#interface vlan1
FA-ML8TPoE+(config-if)#ip address 192.168.1.10 255.255.255.0
FA-ML8TPoE+(config-if)#exit
FA-ML8TPoE+(config)#
手順5.
SNTPサーバのIPアドレス設定と同期設定を行います。(サーバIPアドレス:192.168.1.1)
FA-ML8TPoE+(config)#sntp server 192.168.1.1 poll
FA-ML8TPoE+(config)#
手順6.
タイムゾーンの設定を行います。(日本の標準時間はUTC+9)
FA-ML8TPoE+(config)#clock timezone JST +9
FA-ML8TPoE+(config)#exit
FA-ML8TPoE+#
手順7.
設定を保存します。
FA-ML8TPoE+#copy running-config startup-config
Overwrite file [startup-config].... (Y/N)[N] ?
ここで y を入力します。
Copy succeeded と表示されたら設定保存完了です。
サンプルコンフィグ(FA-ML8TPoE+)
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