低圧電気取り扱い業務特別教育
出張型研修
実施義務が事業者にある法定教育です。
(労働安全衛生法第59条の規定による、低圧電気取扱業務に関する安全又は衛生のための特別教育)
※ 特別教育とは…労働安全衛生法 第59条3項では、「事業者は、危険又は有害な業務で、厚生労働省令で定めるものに労働者をつかせるときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を行なわなければならない」と規定され、特別教育の義務付けがされています。
特別教育を必要とする業務の中に、低圧電気工事も含まれます。低圧電路の敷設工事を行う場合には、電気工事士の資格だけでなく、特別教育が必要になります。(労働安全衛生規則第36条4)
ねらい
安全衛生に関する正しい知識を身につけ、労災事故を未然に防ぐための学科・実技の講座です。
カリキュラム
1日目 学科教育(7時間)
- ① 研修の目的と進め方
- ② 低圧の電気に関する基礎知識
- ③ 低圧の電気設備に関する基礎知識
- ④ 低圧用の安全作業用具に関する基礎知識
- ⑤ 低圧の活線作業及び活線近接作業の方法
- ⑥ 関係法規
2日目 実技教育(7時間)
- ① 実技の概要と進め方
- ② 実習ボード、工具、防護具などの説明
- ③ 各機材の確認方法、事前点検の方法
- ④ 作業前の注意徹底(感電・短絡等)
- ⑤ 防護具を装着した状態での作業実習
- ⑥ 作業終了後、2日間を通しての質疑応答
- 学科7時間、実技1時間の1日研修もございます。(充電部分が露出している開閉器の操作の業務に従事することができます)
講師プロフィール
- パナソニックEW創研(株) 上席講師
- 豊田 正則 講師
- 1973年松下電工(株)(現 パナソニック) 入社。非住宅照明器具の特注設計に従事。
2007年松下電工創研(現 パナソニックEW創研)研修講師として、主に第2種電気工事士の研修を担当。
最後まで理解して頂ける徹底指導で、全国平均より高い合格率の講義を提供。
本出張型研修は、講師が、貴社のご指定場所に出張して行う研修です。貴社のご要望に合わせて、組み合わせや日数、
時間、オンライン活用などカスタマイズすることも可能です。費用などお気軽にご相談ください