PARALLEL MODEオディロン・ルドン ―光の夢、影の輝き

オディロン・ルドン 《神秘的な対話》 1896年頃  油彩/画布、65×46cm 岐阜県美術館
展覧会会期
2025年4月12日(土)~6月22日(日)
主催
パナソニック汐留美術館
後援
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
企画協力
岐阜県美術館
協力
日本航空、日本通運、損害保険ジャパン

19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの画家オディロン・ルドン(1840-1916)。ルドンが描く夢幻の世界は、時代や地域を超えて、今なお多くの人々を惹きつけています。ルドンが生きた時代の欧州では、科学の発展による技術革新が社会構造の変化をもたらし、また、アカデミックな芸術に対して印象派などの新しい芸術潮流が次々と生まれました。伝統と革新の狭間で、ルドンは、木炭画や版画からパステル画や油彩画へと画材と技法を変えながら、独自の表現を築き上げていきます。本展は、ルドンの生涯と彼が生きた時代にも焦点を当て、岐阜県美術館のコレクションを中心とする約110点の作品により、ルドンの画業の全容を展覧します。