フランスの北西に位置するブルターニュ半島の小さな村、ポン=タヴァンはゴーギャンが訪れるよりも前から芸術家達をひきつけ、創作活動を支えた魅力的な土地でした。
1886年、パリを離れたゴーギャンは初めてこの小村に滞在し、壮大な自然と明るい光、そして現地の人々に連綿と受け継がれる古い伝統文化に魅せられ、以降、何度も作品制作のために赴きます。この地でゴーギャンはエミール・ベルナールらと、「印象派」を超える新しい絵画を追求し「総合主義」という現実と人間の想像力を一つの画面のなかに構成するスタイルを見出します。さらに若き画家ポール・セリュジエへのゴーギャンの指導はモーリス・ドニを中心とした「ナビ派」の結成につながりました。
ポン=タヴァンで繰り広げられた芸術の冒険は、20世紀美術の先駆けとして新たな時代を切り開いたと言って過言ではないでしょう。「印象派」から「総合主義」、「ナビ派」、そして「象徴主義」といった大きな転換の流れに立ち会うと共に、ゴーギャンと、ポン=タヴァンで活動した画家たちの個性や才能の輝きに出会うことが本展のみどころです。
日本初公開作品を多数含む、ブルターニュ地方のカンペール美術館とブレスト美術館、そしてデンマークのニイ・カールスべルグ・グリプトテク美術館などから出品されるゴーギャンを核としたポン=タヴァンの画家たちの作品73点が展示されます。ゴーギャンにとっての最初の神秘の楽園を絵画でめぐる旅にぜひお越し下さい。
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・2015年9月7日(月)より受付開始
・お申し込みの受付時間 午前8時〜午後10時
・お申し込みの受付は先着順、定員になり次第締め切りとさせていただきます。
・講演会当日の受付開始時刻はお申し込み時にお知らせします。
ハローダイヤル(03-5777-8600)でお申し込みください。
@イベント名 A参加人数(一度にお申し込み頂ける人数は2名まで) B氏名(要全参加希望者名) C住所 D電話番号を承るほか、
簡単なアンケートにご協力いただきます。
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11月1日(日)、11月21日(土) いずれも午後2時〜(30分程度)
参加無料(ただし本展の鑑賞券が必要です)
予約不要(当日展示室前までお集まりください)