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| パナソニック インパルス | VS | ノジマ相模原ライズ |
|---|---|---|
| 3 | 1Q | 0 |
| 7 | 2Q | 0 |
| 16 | 3Q | 0 |
| 10 | 4Q | 0 |
| 36 | − | 0 |
ライズとの前哨戦に勝利し、全勝でファイナル ステージへ進出。

2ndステージ第2戦。これまでの戦績により、インパルスは既にファイナルステージ出場が決定している。対戦相手のライズも同様であり、しかもジャパンXボウル進出を決める次の試合で、両チームは再び対戦することとなった。その前哨戦といえる試合だったが、まずはインパルスが勝利をおさめた。
第1Q。最初に得点チャンスをつかんだのはライズだった。
自陣9YD(ヤード)から、QBアンダーソンのランで前進すると、続くプレーで#7井本へのロングパスが決まり、一気に残り33YD地点へ。
だが、さらなる前進はインパルス守備陣が阻止し、ライズはフィールドゴール狙いに。このキックをインパルス守備陣の激しいラッシュで潰し、得点を許さない。
すると次の攻撃シリーズで、インパルスがゴールに迫る。自陣9YDからQB#8高田と、RB#39荒木のランで前進。さらに、パスを受けたRB#24デュプリーが鋭い走りで37YDをゲインし、敵陣25YD地点まで進む。だがここからの攻撃は止められる。39YDのフィールドゴール狙いとなったが、このキックをK#11佐伯(栄)が見事に決め、インパルスが3点を先制した。
第2Q。両チームとも守備が攻撃を押え込み、センターラインをはさんだ攻防が続く。インパルスでは、DL#53山口がQBサックを決めて相手攻撃を止めてみせた。
そして前半終了まで残り2分弱となって、インパルスが得点機をむかえる。相手パントをR#24デュプリーがナイスリターンし、残り25YD地点まで持ち込んだのだ。
一度は相手守備陣に後退させられるものの、次のプレーでQB#8高田からのパスを受けたRB#24デュプリーが、タックルをかわして走る!
WR#15頓花のブロックなどにも助けられ、そのままエンドゾーンまで走ってタッチダウン!
10対0として、前半を折り返した。
後半は、インパルスが試合の主導権を握り続けた。まず最初の攻撃シリーズ。
自陣17YDから、WR#1本多へのパス成功、RB#33横田とRB#39荒木のラン、TE#2岸本へのパス成功と、ダウン更新を5回続けるロングドライブで残り2YD地点まで進み、最後はRB#33横田が駆け込んでタッチダウン! 17対0。
次の相手攻撃をパントに追い込むと、このボールをキャッチしたR#15頓花がスピードに乗って駆け上がる! なんと58YDを走りきってパントリターンタッチダウン! 24対0。
さらにはP#16佐伯(眞)のナイスパントで、ライズの攻撃を自陣2YDからという苦しいポジションにすると、エンドゾーン内でボールを持った相手RBに、LB#47松永が強烈タックル!セーフティの2点をもぎとった。
インパルスの攻撃はさらに続く。相手キックを、R#10ポリーが残り33YD地点まで運ぶナイスリターン。このチャンスを、K#11佐伯(栄)の44YDフィールドゴール成功に結びつけ、29対0。
次の攻撃シリーズでも、RB#34橋本、RB#41岩田のランなどで、残り9YD地点まで前進。ここからQB#18大原が自らボールを持ち、エンドゾーンまで一気に走ってタッチダウン。36対0。
守備陣はライズの攻撃を最後まで抑え続け、試合はこのまま終了。
インパルスが勝利した。
相手を完封し、全勝を守って2ndステージを終えたインパルス。
だが次の試合でもう一度ライズに勝たなければ、この勝利も意味がなくなってしまう。
今年こそ準決勝を勝ち抜いて、ジャパンXボウル進出を決めて欲しいと思う。
試合は11月29日にキンチョウスタジアムで行われる。