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| パナソニック インパルス | VS | アサヒ飲料チャレンジャーズ |
|---|---|---|
| 7 | 1Q | 0 |
| 7 | 2Q | 0 |
| 0 | 3Q | 0 |
| 0 | 4Q | 7 |
| 14 | − | 7 |
ロースコアでの緊迫した接戦を制し、3連勝。

今期は第三節であたることになったライバルとの伝統の一戦。試合は、ロースコアのまま終盤までもつれ、最後まで目が離せない接戦となった。
第1Q。インパルスは、最初の攻撃シリーズでロングドライブを展開し、エンドゾーンに突き進む。自陣20YD(ヤード)地点から、RB#24デュプリーのランでダウンを更新すると、さらにWR#15頓花へのパス成功、再びWR#24デュプリーのランが決まり敵陣37YD地点まで前進。ここからは相手守備陣に踏ん張られ、4thダウン残り1YDとなる。インパルスはギャンブルを選択すると、RB#39荒木が中央突破でこれに成功。ここからQB#8高田が、WR#83木下、WR#80柴田へパスを決め、WR#24デュプリーのランもあって残り2YD地点へ。最後もデュプリーが中央を駆け抜けタッチダウン! 先制点を奪った。チャレンジャーズも反撃し、残り43YDまで進むが、インパルスDL#21ジョーンズがナイスタックルでこれを食い止めた。第2Qに入り、自陣14YDから攻撃を開始したインパルスは、またもロングドライブで追加点をあげる。RB#33横田のランでダウンを更新すると、QB#8高田からWR#15頓花へのパスが連続で決まり、残り28YD地点へ。さらに前進を試みるものの、4thダウン残り2YDとなってしまう。インパルスは、フィールドゴールを狙わず、2度目のギャンブルに挑戦。するとOL#65ディビスらの見事なブロックに助けられ中央を突破したWR#24デュプリーが、20YDを一気に走ってタッチダウン! 14対0として前半を終えた。
後半。互いにダウン更新するものの、エンドゾーンに迫ることができず、一進一退の攻防が続く中、インパルスはキッキングチームがみせる。2度のパントをP#16佐伯が絶妙なコントロール。それをDB#19小原やDB#12今西がナイスカバーでボールをおさえ、チャレンジャーズの攻撃を2度とも自陣99ydsより開始させる。第4Q。フィールドポジションよく、敵陣44YD地点から攻撃を開始したインパルスだったが、ここで手痛いミスが出てしまう。RB#24デュプリーがボールをファンブル。これを相手が押さえ、攻守交代。勢いに乗ったチャレンジャーズは、ダウン更新を重ねて前進。残り5YDとし、最後は#24白神が走ってタッチダウン。14対7と追い上げてきたのだ。試合終了までは残り3分弱。チャレンジャーズのオンサイドキックが失敗に終わり、これでインパルスの逃げ切りかと思われた。だが、またも痛いミスが出る。なんとRB#33横田がファンブル。相手に押さえられた上に反則が重なり、残り49YD地点からのチャレンジャーズの攻撃となったのだ。緊迫した状況だったが、ここで守備陣にビッグプレーが出る! パスをしようとした相手QBに、DL#42飾磨が強烈サック! 10YDをロスさせたのだ。このビックプレーの後も、DB#10ポリーやDB#27辻のパスカットでチャレンジャーズの攻撃を断ち切り、このまま試合終了。インパルスが勝利した。
強豪との接戦を制することができたインパルスだが、あってはならないミスもあり反省するところが多い試合だった。これから課題を克服し、ぜひ全勝のまま1st STAGEを勝ち進んでほしいと思う。次は、名古屋サイクロンズとの試合が、10月4日に王子スタジアムで行われる。