ページの先頭です。
ここから本文です。
| パナソニック インパルス | VS | アサヒ飲料チャレンジャーズ |
|---|---|---|
| 0 | 1Q | 0 |
| 14 | 2Q | 0 |
| 7 | 3Q | 0 |
| 7 | 4Q | 7 |
| 28 | − | 7 |
攻守でチャレンジャーズを圧倒し、春の初戦を勝利で飾る。

初夏を感じさせる好天のもと、インパルスの今シーズンがスタートした。初戦は、長年のライバルであるアサヒ飲料チャレンジャーズ。試合は序盤こそ一進一退の攻防だったが、徐々にインパルスがペースをつかみ得点を重ねていくという展開になった。
第1Q。自陣36YD(ヤード)から攻撃を開始したインパルスは、RB#41岩田の力強い走りでダウンを更新。岩田は続けてボールを持ち、敵陣24YD地点まで進んでみせる。だが、ここからは相手守備陣が踏ん張り、K#11佐伯(栄)によるフィールドゴールも失敗し、得点できない。第2Q。インパルスのDL#53山口が見事なQBサックを決め、相手の攻撃をパントに追い込む。インパルスは自陣28YDからの攻撃権を得た。まず、QB#18大原からWR#15頓花へのパスが通って敵陣に侵入。ここからRB#41岩田が右オープンを切り裂いて、なんと40YDのロングゲイン! 一気に残り16YDとする。続くプレーで、QB#18大原がWR#4高木へのパスを通しタッチダウン! 7点を先制する。さらに前半の終了間際、残り25秒で攻撃権を得たインパルスは、WR#1本多へのパス成功で敵陣27YD地点へ前進。次のプレーでQB#18大原が再びWR#1本多へパス。本多はしっかりキャッチし、そのままエンドゾーン左隅に走りこんでタッチダウン! 14対0と点差をひろげて前半を終えた。
後半。インパルスは最初の攻撃シリーズを得点に結びつける。自陣35YD地点から、WR#7遠藤へのパス成功でダウンを更新すると、WR#41岩田へのパスでさらに前進。ここから、好調のRB#41岩田が中央から右オープンへと力走! そのまま35YDを走りきってタッチダウン。21対0と相手を突き放した。一矢を報いたいチャレンジャーズは、大原からスイッチしたQB#3永吉にQBサックを決め、残り13YD地点という絶好の場所から攻撃権を得る。ところが、ここはインパルス守備陣が完璧な守り。DL#17モトゥ、DL#42飾磨が続けざまに強烈なタックルを決め、チャレンジャーズに得点を許さない。第4Q。それでも諦めないチャレンジャーズは、自陣47YDからの攻撃でチャンスをつかむ。#24白神のランで残り40YDまで進むと、#22佃が中央突破で抜け出しエンドゾーンまで走ってタッチダウン。21対7。試合終了間際、チャレンジャーズが4thダウンギャンブルに失敗し、インパルスは残り5YDからの攻撃権を得る。時間も残りわずか8秒となっていたが、RB#33横田が中央突破でエンドゾーンに飛び込み、とどめのタッチダウン。28対7。インパルスがチャレンジャーズに勝利した。
ライバルをくだし、春の初戦に快勝することができたインパルス。だが次の決勝戦の相手は、昨年の秋に苦杯を喫しているエレコム神戸ファイニーズである。ぜひ雪辱を果たし、春の栄冠を手にしてほしいと思う。試合は5月17日に王子スタジアムで行われる。