2018年6月3日(日) VS 立命館大学パンサーズ

パナソニック インパルス VS 立命館大学パンサーズ
7 1Q 0
14 2Q 7
7 3Q 3
10 4Q 0
38 10

記念すべき「Hall of Fame(栄誉の殿堂)」の試合で、パンサーズに快勝。

「神戸ボウル」は、広くアメリカンフットボールの発展に貢献した人を「Hall of Fame(栄誉の殿堂)」として顕彰する記念試合。
今年はその第29回表彰者として、松下電工(当時)の元会長で当社客員の今井清輔さんが選ばれ、試合前のセレモニーで表彰された。

この春のビッグゲームの対戦相手は、立命館大学パンサーズ。
試合は、スピードとパワーがぶつかりあう、熱い攻防の一戦となった。

前半。自陣21YD(ヤード)からの攻撃を開始したインパルスは、RB#26藤本が42YDを走るナイスランで、一気に敵陣31YD地点へ進んでみせる。
だが、この後の攻撃が続かず、攻撃権はパンサーズに移る。

パンサーズは、自陣4YDからダウン更新を重ね前進。ところが、ここでインパルス守備陣にビッグプレーが出た。
相手RBに、LB#57鵜沼が強烈タックル!
ボールをファンブルさせると、これをDB#3秋山が拾い、そのまま31YD走ってタッチダウン!7点を先制した。

インパルスは、次の攻撃シリーズでも加点する。14対0。

さらに自陣16YDからの攻撃では、WR#1青根へのパス成功などで敵陣に侵入。
ここから前進できず、4thダウンパントとなるが、このキックをパンサーズのリターナーがファンブル。
これをLB#43片山が押さえ、インパルスは残り9YD地点で攻撃権を得た。
続く攻撃でWR#2岸本へのパスが決まりタッチダウン。21対0と点差をひろげた。

パンサーズも意地をみせる。
自陣30YDからの攻撃で、一旦はインパルスDL#90大野のQBサックで後退するものの、
QB荒木が#6成田へのパスを決め自陣45YD地点へ。
そして次のプレーで再び#6成田へロングパス。これが見事に決まり、一気にタッチダウン。
21対7となって、前半が終了した。


後半。またもインパルス守備陣にビッグプレーが出た。パンサーズの4thダウンパントを、DL#94アーナーがブロック!
転がるボールをDB#27辻がつかみ、そのままエンドゾーンまで持ち込んでタッチダウン!28対7。

パンサーズも食い下がる。
自陣25YDからダウン更新を3度重ね、残り14YD地点まで持ち込んだのだ。
だが、さらなる前進はインパルス守備陣が阻止。
パンサーズは、33YDのフィールドゴールを決めて3点を追加。28対10とした。

この後も、パンサーズはさまざまな反撃をしかけてきたが、インパル守備陣が守り切る。
パンサーズは残り49YD地点からの攻撃で、スペシャルプレーを繰り出し、前線へロングパス。
これをインパルスDB#19小原がインターセプト!
さらに次のパンサーズの攻撃でも、相手パスをLB#6増谷がインターセプト。
堅固な守備で攻撃を食い止め続けた。

すると、インパルスが追加点をあげる。
自陣47YD地点から、WR#4高木へのパス成功、RB#39荒木のランなどで残り6YD地点へ。
最後はタッチダウン。35対10。
さらに、DB#3秋山のパスインターセプトで攻撃権を得ると、これをK#16佐伯(眞)のフィールドゴールに結びつけ3点を追加。
パンサーズの最後の攻撃も、DL#92有村のQBサックで阻止し、試合はこのまま終了。
38対10でインパルスが勝利した。

記念すべき試合で、快勝したインパルス。
荒木監督は「(立命館大は)想定した通りいいチームで、いい課題をもらった」と勝利にも気を引き締める。

また、インパルスの元オーナーである今井さんが「Hall of Fame(栄誉の殿堂)」に表彰され、
インパルスとしては強い思いを持って臨んだと思われるこの試合については、
「特別な試合、特別な時間だった。スポーツマンシップにのっとった、いい試合がお見せできたかなと思う」と感慨深げに語った。

なお、この試合の敢闘選手にはパンサーズ#6成田選手、最優秀選手にはインパルス#27辻選手が選ばれている。

 

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