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パナソニック インパルス | VS | オール三菱ライオンズ |
---|---|---|
0 | 1Q | 3 |
7 | 2Q | 0 |
10 | 3Q | 0 |
3 | 4Q | 0 |
20 | − | 3 |
先制されるも、逆転でライオンズに勝利。準決勝進出を決める。
JXBトーナメントの初戦。インパルスは、ワイルドカードを勝ち上がってきたオール三菱ライオンズと対戦した。
前半の立ち上がり。
両チームともダウン更新はするものの、攻撃が続かずパントの応酬となる。
ライオンズは、2度めの攻撃シリーズで自陣40YD地点まで前進。
だが、インパルスLB#10高山がQBサックを決める! 前進を阻止し、4thダウンパントに追い込んでみせた。
しかし、ここでインパルスに痛いミスが出る。相手パントのボールを、R#17モトゥがファンブル。
これをライオンズに押さえられ、攻撃権を奪われたのだ。
残り23YD地点からのライオンズの攻撃は、インパルス守備陣が踏ん張って食い止めるものの、39YDのフィールドゴールを決められ、0対3。
先制点を与えてしまう。
第2Qの中盤、ようやくインパルスの攻撃陣が奮起する。
自陣7YD地点という苦しい位置からの攻撃だったが、まず大きく前進。
さらにWR#4高木へのパスもヒットさせ、敵陣に侵入する。
そして残り47YD地点から、エンドゾーンに向かって走るWR#4高木へロングパス!
高木はこれを見事にキャッチし、そのまま飛び込んでタッチダウン! 7対3と逆転し、前半を折り返した。
後半は、徐々にインパルスのペースとなった。
ライオンズが、4thダウンパントと見せかけて意表を突くパス攻撃をくりだす。
パスは通るが、DB#32小池がナイスタックル! ダウン更新を阻止する。
これで自陣42YDからの攻撃となったインパルスは、WR#2岸本へのパス成功、RB#33横田の2度のランプレーなどで前進し、残り7YD地点へ。
4thダウンとなってギャンブルを選択するとタッチダウン! 14対3。
守備陣の活躍も続く。
ライオンズの4thダウンパントをDL#58倉本がブロック!
残り24YD地点からの攻撃権を得ると、これをK#11佐伯(栄)のフィールドゴール成功に結びつけ3点を追加。17対3とリードを広げた。
さらに自陣49YDからの攻撃では、QBを#8高田にスイッチ。
高田のランや、WR#2岸本へのパス成功、さらにRB#26藤本のランなどで、残り31YD地点まで持ち込む。
さらなる前進は阻まれたが、K#11佐伯(栄)が48YDという長いフィールドゴールを成功させ、3点を追加。20対3と突き放す。
一矢報いたいライオンズは、ダウン更新を4度重ね、残り15YD地点まで前進してみせる。
だが4thダウンとなり、ギャンブルにも失敗して得点できない。
試合も終盤になり、ロングパスで活路を見いだそうとするライオンズだったが、インパルス守備陣がしっかり守りぬく。
相手パスをDB#24竹内がインターセプト! さらにDB#13飾磨もパスをインターセプトし、相手攻撃を阻止。
試合はこのまま終わり、インパルスが勝利をおさめた。
これで、セミファイナル進出を決めたインパルス。
だが、荒木監督は「自分たちでリズムをくずしていた。もう一回締め直さないとダメ」と手厳しい。
IBMビッグブルーとの次戦に向けては「しっかり準備した方が勝つ。次は、今年一番の試合を見せたい」と意気込みを語った。
ジャパンXボウル進出をかけた大一番は、11月26日(日)にキンチョウスタジアムで行われる。
ファンの皆様のご来場と応援をお願いしたい。