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パナソニック インパルス | VS | 関西学院大学ファイターズ |
---|---|---|
0 | 1Q | 0 |
3 | 2Q | 3 |
14 | 3Q | 7 |
7 | 4Q | 0 |
24 | − | 10 |
先制されるも逆転し、昨年度学生王者ファイターズに勝利する。
春シーズンの締めくくりとなる「神戸ボウル」。
対戦相手は、昨年度の学生王者ファイターズである。
序盤は互いに守りあう展開だったが、後半にインパルスがたたみかけ、粘るファイターズを振り切って勝利をおさめた。
第1Q。ファイターズの最初の攻撃をパントに追い込み、インパルスは自陣32YD(ヤード)からの攻撃シリーズを開始する。
まずRB#26藤本の中央突破でダウンを更新。
さらにRB#39荒木のランなどで残り32YD地点へ。
だがここからの前進ができず、K#11佐伯(栄)による53YDという長いフィールドゴールトライを選択。しかしこれが決まらず、インパルスは得点できない。
先制したのは、ファイターズだった。
自陣20YDからの攻撃で、QB光藤が#85松井へパスを決め、一気に残り41YD地点へ進む。
さらにQB光藤のラン、#6渡邊のランが決まり残り17YD地点へ。
ここからはインパルス守備陣が踏ん張るが、フィールドゴールが決まり3点を先取される。
第2Qの中盤。
インパルスは、自陣29YD地点からのドライブでゴールに迫る。
QB#18大原からWR#4高木へのパス成功、RB#39荒木のランでダウンを更新すると、
さらにWR#15頓花へのパス成功、RB#26藤本のランなどで残り32YD地点へ。
ここで4thダウンとなり、再びK#11佐伯(栄)のフィールドゴールトライに。
今度も49YDという長い距離だったが、佐伯(栄)が見事にこれを決める。3対3の同点である。
インパルスの、次の攻撃シリーズ。
自陣43YDからWR#5木戸へのパス成功、残り23YD地点まで進む。
ここから3度目のフィールドゴールを狙うが、決まらず追加点をとれない。
前半は、3対3のまま折り返した。
後半開始のキックオフ。
ファイターズが、オンサイドキックの奇襲をしかけてきた。
しかし#6増谷が、しっかりボールをおさえ、攻撃権を渡さない。
インパルスは、敵陣44YDから攻撃を開始。
WR#15頓花へのパス成功などで前進するが、1YDを残して4thダウンになってしまう。
インパルスはここでギャンブルを敢行し、ダウン更新に成功。残り29YDとした。
続くプレーでWR#15頓花へパスを通す。
頓花は、相手守備陣をスピードでふりきると、そのままエンドゾーンまで走ってタッチダウン!10対3と逆転した。
さらに、敵陣40YD地点からの攻撃シリーズでは、WR#81井貝、WR#15頓花へのパス成功などで残り18YD地点へ。
反則で一旦は後退するものの、最後はTE#2岸本へのパスを通してタッチダウン! 17対3。
だがファイターズもすぐさま反撃にでた。
自陣27YDからの攻撃の3プレー目、#28高松が中央を切り裂いて走る!
なんと77YDを走って、タッチダウン。17対10としたのだ。
7点差に詰め寄られたインパルスだったが、次の攻撃で再び突き放す。
KR#15頓花のナイスリターンで、敵陣46YDから攻撃を開始すると、QB#18大原からWR#15頓花へのパス成功、
RB#26藤本のランプレーで、残り20YD地点へ。
ここからQB#18大原が、エンドゾーン右隅へ走り込むWR#15頓花へロングパス!
頓花は、相手ディフェンスと競り合いながらも、見事にボールをつかみとりタッチダウン!
24対10。
この後、ファイターズも反撃を試みるが、インパルスDL#98梶原がQBサックを決め、前進を阻止。
さらにファイターズの最後の攻撃も、DL#99イグエがQBサックを決めるなどして得点を許さず、試合はこのまま終了。
インパルスは神戸ボウルを制し、春シーズンを勝利で締めくくった。
荒木監督は 「いいプレーがあったが、雑なプレーも多かった」、
「秋に向けて、やるべきことをしっかりやりきれるようにするのが課題」 と、チームのさらなる向上を目指す。
なお、この試合の敢闘選手にはファイターズ#34山口選手、最優秀選手にはインパルス#15頓花選手が選ばれている。