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パナソニック インパルス | VS | アサヒビールシルバースター |
---|---|---|
0 | 1Q | 0 |
14 | 2Q | 0 |
0 | 3Q | 0 |
7 | 4Q | 14 |
21 | − | 14 |
追い上げられるも、リードを守りきり勝利。準決勝進出を決める。
負ければシーズン終了の、JXBトーナメント初戦。
インパルスはリーグ戦6位のアサヒビールシルバースターと対戦した。
試合はインパルスが先制しリードするものの、相手の激しい追撃を受け、終盤は予断を許さない展開となった。
前半。シルバースターの最初の攻撃を抑え、インパルスは敵陣44YD(ヤード)地点から攻撃を開始する。
まずRB#33横田のナイスランで残り22YDまで進むと、ここから続けて横田がボールをキャリーして前進し、残り1YD地点へ。
最後も横田がエンドゾーンに飛び込みタッチダウン……かと思われたが、不正なブロックの反則を犯し罰退してしまう。
この後のフィールドゴールにも失敗し、インパルスは好機をものにできなかった。
しかしその直後、守備陣がビッグプレーを出す。相手パスをDB#27辻がインターセプト!攻守交代とし、自陣31YDからの攻撃権を得る。
ここからRB#41岩田の力強い走りでダウンを更新すると、さらにQB#8高田がWR#83木下、WR#89小山へのパスを通し、
#33横田のランなどで残り13YD地点へ。
最後はQB#8高田からのパスをWR#15頓花がエンドゾーン左隅でつかみ、タッチダウン!
7点を先制する。
さらに次の攻撃シリーズ。QBを#18大原にスイッチすると、WR#15頓花へのパス成功、RB#33横田のラン、
そしてRB#33横田へのパス成功と、テンポよく前進し残り11YD地点へ。
最後はQB#18大原が自らキープして駆け上がり、タッチダウン!14対0とリードを広げる。
守備ではDL#17モトゥがQBサックを決めるなどしてシルバースターの攻撃を抑え込む。
インパルスは前半終了間際にも、3度のダウン更新で残り8YD地点まで進む。
だが、ここからのパスをインターセプトされ追加点をとれず。14対0のまま、前半を折り返した。
後半。その立ち上がりに、インパルスがダウンを重ねてエンドゾーンに迫る。
自陣37YD地点からRB#33横田のラン、QB#8高田からWR#4高木、RB#25須賀へのパス成功などで残り8YD地点へ。
QBサックで一旦は後退させられるが、RB#39荒木のランなどで残り1YD地点へ。
4thダウンとなりインパルスはギャンブルを選択。だが相手守備陣の壁に阻まれ、タッチダウンできず攻守交代。
ここからシルバースターが追撃を開始する。
自陣1YDから#29山田のランで前進すると、QBミルズから#83林へのパス成功、インパルスの反則などで残り42YD地点へ。
さらに4thダウンギャンブルでの#85井ノ口へのパス成功、#29山田のランなどで残り6YDとし、
最後は#11戸倉へのパスを通しタッチダウン。14対7とする。
シルバースターは次のキックオフでオンサイドを敢行する。
しかしボールをつかんだR#15頓花が、味方ブロックの助けとスピードの乗った走りで、一気に46YDを走るビッグリターン!
残り2YD地点まで持ち込んでみせた。
ここからRB#33横田が2度走ってタッチダウン! 21対7と差を広げた。
だがシルバースターも追いすがる。
自陣50YD地点から、#83林へのパス成功、QBミルズ自らのランなどで残り11YD地点へ。
ここからミルズがエンドゾーンにパスを投じると、競り合いとなってはじかれたボールを、
シルバースター#11戸倉がつかんでタッチダウン。21対14と7点差に迫る。
試合終了までは残り56秒。
シルバースターは再びオンサイドキックを試みるが、インパルスR#15頓花がしっかりキャッチし攻撃権を渡さず。
試合はこのまま終わり、インパルスが勝利した。
終盤に苦しめられるも、しっかり勝ちきって準決勝進出を決めたインパルス。
次の対戦相手はここまで全勝のオービックシーガルズである。
気を引き締め、「自分たちのフットボールをやりきる」(荒木監督・談)ことで勝利を手にしてほしいと思う。
大一番となる試合は、11月27日(日)13時キックオフ。会場はヤンマースタジアム長居である。