蓄電システム用リチウム
イオン電池のリサイクル

蓄電システム用リチウムイオン電池には、再利用できる有用な資源が含まれています。また「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃棄物処理法)では排出事業者(お客様)は自らの事業に伴って生じた廃棄物について、処理責任があると明記されています。
限りある資源を有効活用するために、使わなくなった製品を、正しい方法でリサイクルしていただきますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

パナソニックのリサイクル概要説明

 蓄電システムには、電気を蓄えたリチウムイオン電池が搭載されています。
 解体や処分には、専門的な知識や設備が必要のため、正しい方法で分解・処理を行わないと、感電などの思わぬけがにつながる恐れがあります。
 当社では、製造会社としての責任を果たすため、リチウムイオン蓄電システムのリサイクルのための回収・処理システムを確立し
 2016年6月に広域認定※1を取得し、リサイクルを行っております。
 また、併せて業界の取組にも参加しております。以下にもリサイクルについての説明がありますので、ご参照ください。
 別ウィンドウで開くhttps://www.jema-net.or.jp/cgi-bin/user/summary.cgi?jem=1236

リサイクル対象機種

・パナソニック製、三洋電機製の蓄電システムおよび交換後の使用済み電池モジュール
<産業用蓄電システム>
(法人向け 現行商品)別ウィンドウで開くhttps://www2.panasonic.biz/jp/souchikuene
/chikuden/lineup.html
 
※但し、イーブロック(可搬型バッテリー)は除く
(法人向け 生産終了品)別ウィンドウで開くhttps://www2.panasonic.biz/jp/souchikuene
/chikuden/seisankanryo/

<住宅用蓄電システム>
(個人向け 現行商品) 別ウィンドウで開くhttps://sumai.panasonic.jp/chikuden/#product
(個人向け 生産終了品)別ウィンドウで開くhttps://sumai.panasonic.jp/chikuden/finished/
<リチウムイオンソーラー街路灯>
(法人向け)別ウィンドウで開くhttps://panasonic.co.jp/ew/environment/product/
04/lib_solar_street_light.html/

リサイクル対象外機種

・蓄電システム(蓄電ユニット)に接続する、パワーコンディショナ(パワーステーション)、配線、太陽電池モジュール、分電盤、エネファーム、街路灯用ポールやLED照明および、ソーラー街路灯シリーズの鉛蓄電池

・小型二次電池(ニカド(ニッカド)電池、ニッケル水素電池、モバイルバッテリー、イーブロック(可搬型バッテリー)、電動アシスト自転車用の電池パックなど)
 JBRC( 別ウィンドウで開くhttps://www.jbrc.com/ )が小型二次電池として回収しております。
 JBRCのホームページを参考にリサイクルをお願い致します。

リサイクルの申込から処分までの流れ

法人・個人の区別について※2

1)法人のお客様(工事店、販売店を含む)
  ①対象機種であることご確認ください。
  ②対象機種の場合は、廃棄される機種名を控えてください。
  ③弊社蓄電システム用リサイクル受付窓口(電話 0120-322-711 平日9時から17時)までご連絡ください。
  ④弊社から、お客様宛に契約書、見積書を送付いたします。
   なお回収対象が機器ごとの場合(コンセント方式の機種)を除き、見積には機器からのリチウムイオン電池の取り外し費用は含まれません。
   リチウムイオン電池のリサイクル費用のみが含まれます。
   事前に機器からのリチウムイオン電池の取り外しは販売店や工務店などに相談し、お客様にてご手配お願いします。
   また、内容の確認と見積書発行に7日間程度、その後の契約書発行には10日間程度かかりますので予めご了承ください。
  ⑤お客様が、契約内容にご納得いただければ、契約書に押印(2通)し、弊社へ契約書をご返送ください。
  ⑥弊社からお客様へ、請求書と押印済みの契約書(1通)を送付いたします。
  ⑦リサイクル料金をお振込み頂きます。
  ⑧弊社にて、リサイクル料金の振込を確認後、弊社指定の運搬会社より、引き取り日について調整させていただきます。
  ⑨引き取り日に、弊社指定の運搬会社が引取りに伺います。
  ⑩処分が完了しましたら、処分の完了連絡をメールでさせていただきます。
  (廃棄物処理証明書をご要望されたお客様には、別途送付させていただきます。)

2)個人のお客様
  ★点検停止機能がある場合は、寿命を延長できる場合もあります。予め点検を行っていただきますようお願い致します。
  また修理や電池の交換についても、下記にご相談ください。
   ・点検停止機能について
     別ウィンドウで開くhttps://www2.panasonic.biz/jp/souchikuene
/chikuden/tenkenteishi.html

   ・修理や電池交換の場合のお問い合わせ先
     別ウィンドウで開くhttps://sumai.panasonic.jp/support/repair/

  ①対象機種であることご確認ください。
  ②対象機種の場合は、廃棄される機種名を控えてください。
  ③弊社蓄電システム用リサイクル受付窓口(電話 0120-322-711 平日9時から17時)までご連絡ください。
  ④弊社から、お客様宛に契約書を送付いたします。
   なお回収対象が機器ごとの場合(コンセント方式の機種)を除き、見積には機器からのリチウムイオン電池の取り外し費用は含まれません。
   リチウムイオン電池のリサイクル費用のみが含まれます。
   事前に機器からのリチウムイオン電池の取り外しは、お買い上げされました販売店や工務店などに相談し、お客様にてご手配お願いします。
   また、契約書発行には10日間程度かかりますので予めご了承ください
  ⑤お客様が、契約内容にご納得いただければ、契約書に押印(2通)し、弊社へ1通ご返送ください。
  ⑥弊社指定の運搬会社より、引き取り日について調整させていただきます。
  ⑦引き取り日に、弊社指定の運搬会社が引取りに伺います。
  ※個人のお客様には、廃棄物処理証明書の発行は行っておりません。

※1 広域認定制度
「広域認定制度」とは廃棄物の処理を製造事業者等が自ら行うことで、対象となる廃棄物の適正処理およびリサイクルを促進するために設けられた環境大臣が認定する制度です。広域認定を受けることで、通常は廃棄物処理事業を行う上で必要となる地方公共団体ごとの許可が不要となり、都道府県などの区域を超えた広範囲で廃棄物の適正な処理が可能となります。

※2 法人・個人の区別について
廃棄物の処理及び清掃に関する法律では、「事業活動に伴って生じた廃棄物」は産業廃棄物として定義されています。そのため、法人(公共団体、民間企業、NPO、個人事業など)から排出する場合は、法人(産業廃棄物)として申込をお願い致します。
個人のお客様の場合は、個人(一般廃棄物)として申込をお願い致します。
故意に区分を変えると、廃棄物処理法違反とみなされる恐れがありますので、ご注意ください。