PA!GOは、パナソニックがGoogleの機械学習技術を活用することで誕生したスマート知育玩具です。子どもたちの「探索する」、「遊ぶ」、「学習する」といった様々な意欲を育むために開発されました。
現代の子どもたちは、靴紐を結ぶことができるようになる前に、スマホやタブレットの画面ロック解除を覚えます。テクノロジーが子どもたちの想像力や好奇心に取って代わってしまうのではなく、むしろ伸ばすような未来にしたい。私たちはそのために子どもたちがテクノロジーに触れる機会を減らすのではなく、テクノロジーを活用することで、より多くの時間を野外で過ごし、自分たちを取り巻く世界について学んでもらえる方法はないか、と模索し続けてきました。
そしてどこにでもあるリモコンという道具を、スクリーンに頼ることなく、見たこともないような方法で子どもたちが実際の世界に触れ合うことができる道具にできないか、と考えました。
Find, Capture and Store
PA!GOは、デバイス上でAIを実行するためにGoogleが開発したプロセッサEdge TPUを搭載したIoT家電です。1つ目のボタンを押すと、内蔵されたGoogleの機械学習ライブラリTensorFlowで構築したAIを駆使し、周囲の世界を記録、分析、そして特定します。iNaturalistをデータセットとする画像識別モデルMobileNetをベースとして使うことで、子どもたちは記録したものの情報をその場ですぐに聞くことができます。2つ目のボタンを押すと、記録したもののより詳しい情報が再生され、身の周りの世界についてより学ぶことが出来ます。
Share with Family
テレビを囲んで家族と過ごす時間も、PA!GOで記録した情報があれば、その日子どもたちが見てきたものや体験してきた思い出を語る時間になります。
Chromecastを使ってテレビやモニターにつなぐことで、その日の子どもたちの冒険を時系列に並べて表示し、家族一緒に楽しむことができます。更に、PA!GOをリモコンとして操作することで、その他の情報や、関連トピック、関連動画を見て、より詳しく学ぶことも可能です。
Storytelling [Coming Soon]
将来的にはPA!GOに、パナソニック製の高性能カメラやミニプロジェクターを搭載する予定です。これにより、子どもがPA!GOを懐中電灯のように使い、記録したものや動物たちを壁や寝室の天井に投影することができます。
家での体験を、余白を残した流れるようなUIでデザインしたのは、その日に起きたことを自分なりのストーリーとして組み立て、家族に話すことを子どもたちに促したかったからです。関連する情報やYouTube Kidsの動画がストーリーをより豊かなものにし、子どもたちが家族と一緒に身の回りの世界についてよりよく学ぶきっかけを生み出せたらと考えています。
Hardware
[Edge TPU + Pi ZERO]
PA!GOはGoogleのTensorFlowプラットフォームと、Coral USB Acceleratorを利用しています。USB AcceleratorにはEdge TPUが搭載され、USB 2.0インターフェースでRaspberry Pi Zero dev boardに接続されています。
Panasonicのカメラやプロジェクターなどの画像技術とGoogleの技術を融合することで、新しい時代のAIベースのデバイスで何ができるかを提案します。モバイル環境に最適化されたTensorFlow Liteによる機械学習モデルをオンデバイスで実行することで、電力消費が軽減され、かつすべての処理がインターネット接続なしに可能になります。
もっと知る
TensorFlow USBButton 2 [More info]
このボタンを押すと、記録したものについて詳しく学べます。直前に記録したものに関する詳細な情報を提供してくれます。
Button 1 [Capture]
記録したい対象のものにPA!GOを向けて、ボタンを押します。対象のものが認識されると、音が聞こえます。PA!GOを耳に近づけると、記録されたものについての説明が内蔵スピーカーから聞こえてきます。
Software
[Image recognition + Datasets]
PA!GOはGoogleのオープンソース画像識別モデルMobileNetV2をベースとして活用しています。学習データとしてiNaturalistを利用することで、鳥、昆虫、植物などの特定のカテゴリに特化したモデルを構築しています。
もっと知る[Camera + Projector]
PA!GO本体のカメラ部分(青色パーツ)にあるマグネット式のリングにより、追加でミニプロジェクター(緑色パーツ)をつなげることができます。探索モード中は、本体からプロジェクターを取り外すことができます。対象のものを記録、または本体を充電しているときは、LEDライトが点灯して教えてくれます。
Project Partners
Hardware
[Edge TPU + Pi ZERO]
PA!GOはGoogleのTensorFlowプラットフォームと、Coral USB Acceleratorを利用しています。USB AcceleratorにはEdge TPUが搭載され、USB 2.0インターフェースでRaspberry Pi Zero dev boardに接続されています。
Panasonicのカメラやプロジェクターなどの画像技術とGoogleの技術を融合することで、新しい時代のAIベースのデバイスで何ができるかを提案します。モバイル環境に最適化されたTensorFlow Liteによる機械学習モデルをオンデバイスで実行することで、電力消費が軽減され、かつすべての処理がインターネット接続なしに可能になります。
TensorFlow USBButton 2 [More info]
このボタンを押すと、記録したものについて詳しく学べます。直前に記録したものに関する詳細な情報を提供してくれます。
Button 1 [Capture]
記録したい対象のものにPA!GOを向けて、ボタンを押します。対象のものが認識されると、音が聞こえます。PA!GOを耳に近づけると、記録されたものについての説明が内蔵スピーカーから聞こえてきます。
Software
[Image recognition + Datasets]
PA!GOはGoogleのオープンソース画像識別モデルMobileNetV2をベースとして活用しています。学習データとしてiNaturalistを利用することで、鳥、昆虫、植物などの特定のカテゴリに特化したモデルを構築しています。
もっと知る[Camera + Projector]
PA!GO本体のカメラ部分(青色パーツ)にあるマグネット式のリングにより、追加でミニプロジェクター(緑色パーツ)をつなげることができます。探索モード中は、本体からプロジェクターを取り外すことができます。対象のものを記録、または本体を充電しているときは、LEDライトが点灯して教えてくれます。