Cutting Mouse
手作りをもっと身近にする自走ロボット
Cutting Mouseは、ハンドメイドの洋服づくりをサポートするマウス型の自律走行ロボットです。任意の形状や大きさのデータに従って布や紙を切り抜いたり、特定の部分にペンで印を付けることが可能です。今後、個人の身体的特徴やジェンダーに合わせたカスタムメイドの需要はさらに高まっていくでしょう。このニーズに応えるツールとして、大量生産と大量廃棄のサイクルの課題を解消し、ユーザー主導のサステナブルなものづくりを目指します。
シンプルな操作
使い方はシンプルで、前もって用意した服の型となるベクターデータ(SVGデータ)を専用のソフトでmicroSDカードに書き込み、Cutting Mouseに差し込むだけ。本体のスタートボタンを押すと、布や紙の上を走りながら切り出してくれます。
社会課題を解決するためのハンドメイド
さまざまな業界で大量生産と大量廃棄のサイクルが指摘され、あらゆるメーカーがものづくりの仕組みを見直す必要があります。また、大量生産の商品は様々なマイノリティの方にとって使いづらいものであることが多い現状があります。ハンドメイドは在庫処分などの環境負荷軽減や様々な体型や文化に合わせたカスタマイズができる可能性を持っています。このCutting Mouseは社会課題を解決するハンドメイドを支援するツールの1つとして開発しました。