チーム
2024-25
SVライセンス申請のお知らせ

2023年9月28日

いつもパナソニック パンサーズを応援いただき、誠にありがとうございます。
このたび、2024-25シーズンからスタートするSVリーグに参入するためのクラブライセンス申請をジャパンバレーボールリーグ(JVL)へ提出したことをお知らせします。
SVライセンスの項目には、ホームゲーム数の80%以上を5000名以上入場可能なホームアリーナで開催する事や、6億円以上の売上高、クラブの経営責任者・専任人材の設置、ユースチームの保有とその育成などが条件となります。
今後、JVLでのライセンス審査を経て2024年3~4月のJVL理事会で決議されます。2024年4月のライセンス交付を目指しております。

多くの課題はありますが一つずつ解決しながら、JVLが掲げる「世界最高峰のバレーボールリーグ」を目指す一員としてこれからも邁進して参ります。
引き続き、ご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。

パナソニック パンサーズ代表 久保田 剛 コメント

いつもパナソニック パンサーズに熱いご声援をいただきありがとうございます。多くの皆様に支えていただき活動が出来ておりますことに深く感謝申し上げます。
さて、このたび我々パナソニック パンサーズはSVリーグライセンスの申請をすることといたしました。パナソニック パンサーズは競技力だけでなく事業力、経営力を含め「アジア一、世界一のバレーボールクラブ」を目指しており、まさに世界最高水準を目指すSVリーグに参入することはクラブの目指すところから「必然」であると考えております。

バレーボールは日本代表が今年も国際大会で活躍するなどで他の競技と比べても国際競技力が高く、また日本代表戦はチケットが完売する等大変人気のあるスポーツとなっております。しかしながらVリーグがはたしてその人気をしっかり引き継いでいるかとなると、特に集客面など出来ていないのが実情だと思います。一方で同じアリーナ競技のバスケットボールはBリーグが大変な盛り上がりを見せており、バスケットボール日本代表と相乗効果をもたらすなど地域のシンボルとしてその地位を高め続けている状況だと感じております。

また子供たちのバレー競技人口も年々減少傾向にあり、我々のホームタウンである大阪府枚方市(人口約40万人)の中学校の男子バレー部は、現在1校(2023年9月現在)しか単独チームとして活動出来ておらず競技普及の面でも心配な状況となっており、このままの状況が続くと日本のバレーボールはいずれ衰退するのではないかと大変な危機感を持っております。

そのような状況で今回我々が目指すSVリーグはバレーボール界にとって大変重要な変革であり、この機会を逃すことなく必ず成功させなければならないと決意を新たにしております。そのためにはこれまで支えていただいてきたファンの皆さまはもちろん、新たに応援いただける皆さまをもっと増やし、地域の皆さまから必要と感じていただける存在になっていかなければなりません。

SVリーグに参入させていただくにあたり試合ではより多くの方々に楽しんでいただけるよう競技レベルを高め、またアリーナ演出やファンサービス面も強化します。またこれまで以上に地域活動、また育成普及活動を増やしてまいります。
皆さまにパナソニック パンサーズをもっと応援いただける存在になれるようクラブ一丸で努力してまいりますので、これからもご声援、ご支援をよろしくお願いいたします。

パナソニックスポーツ株式会社
代表取締役 社長執行役員 CEO
久保田 剛