V・プレミアリーグでパンサーズが4年ぶり6回目の優勝

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2018年03月20日

パナソニックパンサーズは、3月18日、東京体育館（東京都渋谷区）で行われた「2017/18 V・プレミアリーグファイナル」の優勝決定戦2戦目において豊田合成と対戦し、セットカウント3-2で勝利。4年ぶり6回目（日本リーグ時代を含む）のリーグ優勝を果たし、天皇杯とあわせて今季二冠を獲得しました。

優勝！！　応援ありがとうございました！

今シーズンのパンサーズは、圧倒的な強さでレギュラーラウンドを1位通過、ファイナルステージファイナル6ではエースの清水選手が試合中に右膝負傷のため離脱という事態が起きましたが、総合力でカバーし、ここでも1位通過でファイナルへの切符を獲得しました。

ファイナルの対戦相手である豊田合成との今シーズンの対戦は5度にわたり、戦績は、2勝3敗と豊田合成が一つ白星を多く積み重ねていました。しかし、3月10日（開催地：愛知県名古屋市）に行われたファイナル1戦目ではパンサーズは、力の差を見せつけてセットカウント3-0で豊田合成を下し、優勝へのリーチをかけ、ラスト3月18日の試合へ臨みました。

優勝をかけて！

気持ちを一つに

【ファイナル 2戦目】○パナソニック３－２豊田合成

第1セットは相手チームの攻撃的なサーブでディフェンスが崩され、主導権を握られての苦しい立ち上がり。流れを取り戻そうとクビアク選手や福澤選手らの攻撃陣を中心に組み立てたものの、19－25で第1セットを奪われました。

第2セットは、序盤から4連続ブロックポイントやセッター深津選手の多彩な攻撃で、今村選手、白澤選手のアタックが効率的に得点をあげて25-16でこのセットを奪い返しました。

福澤選手のサーブ

多彩な攻撃を促す深津選手

アタックを決めた白澤選手

振り出しに戻した第3セットは、福澤選手のアタックやブロック、クビアク選手の強打、軟打をおりまぜた攻撃でリードするも、プレッシャーのかかった終盤、豊田合成にサービスエースを決められ逆転されて24-26でこのセットを落としました。

後がない第4セット、パンサーズはサーブミスなどで苦しい立ち上がりとなりましたが、途中出場の久原選手がアタック、さらには山内選手のブロックなどで流れを引き戻し、24-24と一進一退の緊迫したゲーム展開となります。ここで今村選手、クビアク選手がアタックを決め、26-24でこのセットを奪い、セットカウント2-2で試合はフルセットへ。

運命の第5セット、このセットスタートから起用された久原選手が攻守にわたり活躍。豊田合成も粘りあるプレーで意地を見せて終盤に追いつかれますが、最後は福澤選手がレフトから強烈なスパイクを決めてパンサーズが押し切り、15－13と試合を決めました。
豊田合成との熱戦を制した瞬間には、青色一色となった観客席から歓声が沸きあがりました。

クビアク選手の強打が決まる	久原選手が攻守で活躍	ブロックで流れを戻す山内選手
強烈なスパイクを決める福澤選手	青に染まった観客席	全員バレーで試合を決める！

今シーズンのパンサーズは「誰が出ても勝てるチーム」を目指し、天皇杯と V・プレミアリーグで優勝を果たし、二冠を獲得しました。
次の黒鷲旗で三冠達成を目指し戦いますので、引き続きご声援のほどをよろしくお願いします。

勝利の瞬間

川村監督を胴上げ

喜びの黒帯パンサーポーズ

個人表彰

試合終了後に行われた表彰式において発表された「個人表彰」は以下の通りです。

【優勝監督賞】	川村　慎二	初受賞
【最高殊勲選手賞】	ミハウクビアク	初受賞
【ブロック賞】	白澤　健児	初受賞
【レシーブ賞】	永野　健	2年ぶり3回目
【ベスト6】4名	ミハウクビアク清水邦広白澤　健児深津　英臣	初受賞 2年ぶり6回目 4年ぶり2回目 4年ぶり2回目
【松平康隆賞】	川村　慎二	初受賞

最高殊勲選手賞とベスト6のクビアク選手

ベスト6の清水選手

優勝監督賞と松平康隆賞の川村監督

引き続きご声援をよろしくお願いします!