2024年度 第72回黒鷲旗 全日本男女選抜バレーボール大会 準決勝

55日(日)15:45

Asueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)

パナソニック
パンサーズ
team ジェイテクトSTINGS

3

  • 25-20
  • 25-20
  • 25-20

0

試合詳細

写真:西山選手

第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会の準決勝が5月5日(日)にAsueアリーナ大阪(大阪府大阪市)で開催され、パナソニック パンサーズ(以下、パンサーズ)はジェイテクトSTINGSと対戦した。

【第1セット】
スタートは全体的に固さが見られ、相手のブロックに捕まり連続失点1-6でティリ監督はタイムアウトを取った。反撃したいパンサーズは垂水がブロックで得点すると、西山も鋭いスパイクを決めて少しずつリズムを取り戻していく。深津がサービスエースを決めると、永野のディフェンスから仲本が決めて1点差、兒玉がブロックでシャットアウトして10-10の同点に追いつく。西山、垂水のブロックで13-11の逆転に成功した。しかし、4連続失点を喫してシーソーゲームの展開となり、パンサーズは西山にボールを集めて得点、垂水のスーパーレシーブから連続得点に繋げて18-16の2点差リードを奪った。終盤も永野を中心にディフェンスがまとまり、仲本が得点を決めるなど活躍、25-20でセットを奪取した。

【第2セット】
序盤は得点源の西山と垂水がスパイクとサーブでフル回転するとリズムを掴み、垂水のサービスエースと仲本のブロックで7-3とリードする。テクニカルタイムアウトを12-10で迎えると、激しいラリーの応酬が続き1点差を争う展開となるが、兒玉のクイックや西山の高い打点のスパイクで応戦する。その後も西山が高いパフォーマンスを維持してチームに勢いをもたらし、18-16のリードを奪う。終盤の20-20からは西川が緩急のあるサーブを駆使して相手を翻弄すると5連続ポイントを奪い25-20でセットを連取した。

【第3セット】
序盤からお互いに点を取り合う一進一退の攻防が続いたが、相手に強いサーブにプレッシャーをかけられて先にミスを出してしまい、7-9でタイムアウトを取る。流れを引き寄せたいパンサーズは兒玉のサーブから西川がブロックを決めて9-11とすると西山がコース際に落ちる鋭いサーブを決めて1点差とする。ディフェンスから垂水のフェイントで12-12に追いつくと西川にブロックが飛び出して14-13の逆転に成功する。その後、リズムを取り戻してからは西川のサービスエースなどで17-14のリードを奪うとセッター深津がクイックを使いながらサイドアウトを効果的に取って20-18で終盤を迎えた。西山は最後まで集中力を切らさず高い打点からスパイクを決め、垂水も強烈なサーブを相手コートに突き刺して25-20でセットを奪いストレートで勝利して決勝への切符を掴んだ。

明日5/6の決勝トーナメント決勝は、サントリーサンバーズとAsueアリーナ大阪(大阪府大阪市)で対戦する。

試合後のティリ監督のコメント

写真:ティリ監督

若手もベテランも、全選手が非常に素晴らしいプレーでした。ミスは少しありましたが、すぐ取り返し、メンタルの部分でも強さを見せることができました。今大会ベスト試合でした。
明日のファイナルのためにしっかり準備していきます。
応援よろしくお願いいたします。

試合後の西山選手のコメント

グループ戦では不甲斐ないプレーでミスを出してしまいましたが、今日の勝ちはチームにとってとても大きいですし、自分の良いパフォーマンスを発揮することができたと思います。
優勝に向けては超えなければならない相手がいるので、しっかり倒して優勝したいです。
引き続き応援よろしくお願いします。