2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN ファイナルステージ ファイナル

331日(日)14:09

有明コロシアム

パナソニック
パンサーズ
team サントリーサンバーズ

0

  • 18-25
  • 35-37
  • 19-25

3

試合詳細

写真:山内選手、西田選手

2023-24V.LEAGUE DIVISION1 MENファイナルステージ「ファイナル」が3月31日(日)に有明コロシアム(東京都江東区)で開催され、パナソニックパンサーズ(以下、パンサーズ)はサントリーサンバーズと対戦した。

【第1セット】
序盤は、西山が思い切りの良いスパイクで得点するとディフェンスから切り返すパンサーズらしい攻撃を組み立ててリズムを作っていく。しかし、相手にサービスエースを許して連続失点、追いかける展開となる。大塚が落ち着いてポイントを奪い、ディフェンスではリベロ山本を中心に粘りを見せた。3点差の9-12でテクニカルタイムアウトを迎えると再び相手のサーブに崩され、14-20の6点差となる苦しい展開に。西田と新を2枚替えで起用するが点差は詰まらず18-25でセットを先取された。

【第2セット】
西田をスタートから起用する。強烈なスパイクを決めてチームに勢いをもたらした。セッター深津はクイックを使いながら大塚やジェスキーを活かして得点を重ね連続得点を奪うと、山内にブロックが飛び出して12-8でリードしてテクニカルタイムアウトとなる。その後もお互いにサーブで攻める展開でプレッシャーをかけていくと、苦しい場面で大塚が確実にサイドアウトを決め、西田が貫録のスパイク、守護神の山本も華麗なディフェンスでチームに流れを作った。終盤に20-20の同点に追いつかれると山内が鋭いクイックを連続で決めてチームを鼓舞する。その後デュースとなり一歩も引かない熱戦となる。西田を中心に全員が高い集中力で戦い続けるが30点を超える激闘はあと1点が奪えず、逆にミスを与えて35-37でセットを連取された。

【第3セット】
後が無いパンサーズだが、ミスから相手に先行されて1-4で追いかける展開からスタートする。サーブとブロックで粘り強く戦うと、西田の強烈なサービスエースが決まり7-7の同点に追いついた。その後10-12でテクニカルタイムアウトを迎えると西田のブロックなどで13-14の1点差に詰め寄るが、サーブからのブレイクが上手く取れずにこのセットも苦しい展開が続く。メンバーチェンジなどでリズムを変えようと試みるも最後まで流れを引き寄せることはできず19-25でセットを奪われ、ストレートでの敗戦となった。

この結果をもちましてパンサーズは、2023-24V.LEAGUE DIVISION1 MEN は準優勝となりました。シーズンを通して、たくさんの応援、誠にありがとうございました。
この試合の敢闘賞にはジェスキー選手が受賞いたしました。また、2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN 個人賞にサーブ賞として西田選手(4年ぶり3度目)が、ベスト6にはジェスキー選手、ベストリベロには山本選手がともに初受賞したことを合わせてご報告いたします。

試合後のティリ監督のコメント

写真:ティリ監督

本日は会場にたくさんのサポーターが駆けつけていただきありがとうございました。
非常に強いサントリーサンバーズに負けてしまい、優勝したかったからこそ、フラストレーションは非常にあります。第2セットは素晴らしいプレーもありましたが、第1、3セットは思うようなプレーができなかった部分がありました。
サントリーサンバーズさんにおめでとうございますと言いたいです。
こんなにたくさんのファンの方が来て、応援いただいてくれたことが非常嬉しく、だからこそ非常に悔しいです。
またここからがスタートだという気持ちで頑張っていきたいと思います。

試合後の山内選手のコメント

ファイナルでの試合、レギュラーラウンド1位通過していて負けたことはとても悔しく、自分たちの力をフルパワーで発揮することができなかったことは非常に残念です。
この悔しさをバネに次のステージで戦うしかないですし、自分たちの実力を理解して今後も強くなるために努力を続けていきたいです。
来シーズンはパナソニックパンサーズではないですが、新しい名前と共にSVリーグの初代王者になれるように頑張っていきたいと思います。
本当に今シーズンのサポートありがとうございました。