2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN レギュラーラウンド 第31戦

2023-24V.LEAGUE DIVISION1 MEN第31戦が3月2日(土)にパナソニックアリーナ(大阪府枚方市)で開催され、パナソニックパンサーズ（以下、パンサーズ）はサントリーサンバーズと対戦した。

【第1セット】
先週から引き続き西山をスタートで起用、ジェスキーもスタートに戻ってきた。山内のサービスエースやエバデダンのブロックなど良い形で連続得点を奪うが、相手の高いブロックと切り返しに阻まれてリードを許した。しかし、西山のサーブから得点を奪い同点とすると大塚の鋭いサーブが決まり、13-11の逆転に成功した。その後13-13に追いつかれるも粘り強いディフェンスと西山のスパイクで再びリードした。終盤まで一進一退の展開が続いたが、山内がブロックを決めて20-17とするとそのままリードを守り切り、25-20でセットを先取した。

【第2セット】
序盤は大塚、西山が落ち着いて得点を決めるが、相手もエースにボールを集めて応戦する。サーブで攻め込まれて6-10で追いかける展開となるが、ジェスキーがスパイクを決めて悪い流れを断ち切った。しかし、サーブミスが目立ち9-12でテクニカルタイムアウトを迎えると、深津はサイドからの攻撃を中心に組み立てるもブロックに捕まった。11-18の場面で清水と新を2枚替えで起用すると、新のディフェンスや清水のスパイクで流れを作りじわじわと相手に迫っていき、ジェスキーや山内もブロックを決めて20-20の同点に追いつく。最大7点差をひっくり返し、ついに21-20の逆転に成功する。そのままデュースの接戦を制して26-24でセットを連取した。

【第3セット】
序盤からお互いにサイドアウトを取り合う接戦の展開が続いた。パンサーズは西山を中心に得点を重ねていき、大塚、山本が安定したレシーブでチームを支えた。12-10のテクニカルタイムアウト後は相手のブロックとディフェンスが機能し、14-16でリードを許す展開となる。17-21の場面で清水と新がメンバーチェンジで出場すると追い上げのムードを作り、終盤に山内のサーブから連続得点を奪うも22-25でセットを取られた。

【第4セット】
0-4のリードを許す苦しいスタートになるがすぐさまジェスキーに代えて仲本を起用、山内やエバデダンを中心としたブロックでタッチを取りながら西山が得点して7-6の逆転に成功した。しかし相手の鋭いサーブとブロックで攻め込まれて9-11で追いかける展開となる。その後さらに点差を離されて11-16となるが、サーブレシーブをしっかり返球して攻撃に繋げ、サーブでプレッシャーをかけて逆転のチャンスをうかがった。17-21の場面でジェスキーを戻し、清水、新を2枚替えで起用すると良いリズムで戦い、清水が得点を決めるなど1点差まで詰め寄った。しかし、あと一歩及ばず22-25でセットを取られてフルセットへ突入する。

【第5セット】
15点マッチの第5セットは序盤に2点を追いかける展開となる。大塚を中心に得点を重ねて1点を争う攻防が続いた。西山のブロックで7-6の逆転に成功するも再び相手にサーブで攻め込まれて追いかける展開に。しかし、パンサーズは深津や山本のディフェンスからリズムを掴み同点とすると、シーソーゲームの展開のまま終盤を迎えた。11-12の場面でティリ監督はタイムアウトを取る。メンバーチェンジで清水、新を起用すると確実に仕事を果たし、山内のサーブから連続得点で逆転、その後デュースとなる。一瞬も気の抜けない展開が続いたがあと１歩のところでミスが出て敗戦となった。

パンサーズは28勝3敗、勝率0.90、通算84ポイント。
明日3/3（日）もホーム（パナソニックアリーナ）でサントリーサンバーズと対戦する。

試合後のティリ監督のコメント

試合後の山内選手のコメント