2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN レギュラーラウンド 第19戦

2023-24V.LEAGUE DIVISION1 MEN第19戦が、1月20日(土)に香陵アリーナ(静岡県沼津市)で開催され、パナソニックパンサーズ（以下、パンサーズ）は東レアローズと対戦した。

【第1セット】
西田が強烈なスパイクで得点するとブロックでワンタッチを取り、切り返すパターンで連続得点を奪い5-0と最高のスタートを切った。相手も高いブロックでパンサーズにプレッシャーをかけて食い下がり、早々に6-6の同点となるとパンサーズはタイムアウトを取る。大塚がサイドアウトを取り、西田、山本のナイスレシーブから息を吹き返して連続得点、ジェスキーが速い攻撃で相手を翻弄した。12-7でテクニカルタイムアウトを迎えるとさらにギアを上げて得点を量産していき20-13で終盤を迎える。その後も危なげなく得点を重ねて25-18でセットを先取した。

【第2セット】
序盤からお互いに粘り合う激しい攻防が続くと、セッター深津が多彩なコンビを組み立てて得点に繋げていく。徐々にペースを握り8-5でリードに成功した。ここからジェスキーが2本のブロックで相手の攻撃をシャットアウトして12-7でテクニカルタイムアウトとなる。タイムアウト後もジェスキーを中心にしつこいブロックと堅いディフェンスが機能して連続得点を奪い、要所で西田が強烈なスパイクを決めてリードを広げていった。最後までリズムを渡さず25-18でセットを連取した。

【第3セット】
序盤に相手のサーブに崩されて2-7で先行される展開となり、レシーブの乱れからリズムが嚙み合わない状況が続いた。西田が強烈なスパイクを決めて鼓舞するとジェスキーのサービスエースで点差を詰めていった。8-12でリードされてテクニカルタイムアウトを迎えると新と清水を2枚替えで起用してリズムを変えようと試みる。リベロ山本が良い位置取りでディフェンス、代わって入った清水も得点で貢献して14-15の1点差まで詰め寄った。しかし3連続失点を与えて14-18で再び苦しい展開となりタイムアウト。エバデダンに代えて西川を投入するなど試行錯誤しながら終盤へ向かうが、追いつくことはできず21-25でセットを取られた。

【第4セット】
第3セットに途中出場していた西川をそのまま起用。序盤、深津は山内のクイックなどをうまく使って相手のブロックの的を絞らせないように配給すると、お互いに1点を争う一進一退の展開が続いた。西田の連続ブロックで13-11、西川のサービスエースで14-11の3点差リードを奪うが相手もサーブで応戦して14-14の同点となる。西田がサービスエースを決めて16-14の2点差でリードを奪うも終盤に19-19の同点に追いつかれた。一瞬も気の抜けない展開を西田がまさにエースの活躍で連続得点、21-19で抜け出すことに成功するとジェスキーのサーブから連続得点を取り、リードを広げたパンサーズが25-21でセットを奪い勝利した。

パンサーズは18勝1敗、勝率0.95、通算54ポイント。
明日1/21もアウェイ（香陵アリーナ）で東レアローズと対戦する。

ベストパンサー（VOM）山内選手のコメント

試合後のティリ監督のコメント

試合後の深津選手のコメント