2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN レギュラーラウンド第16戦

1月7日（日）11:45

away game

広島グリーンアリーナ
（広島県立総合体育館）

パナソニックパンサーズ	team	JTサンダーズ広島
3	19-25 23-25 25-18 25-23 15-10	2

試合詳細

2023-24V.LEAGUE DIVISION1 MEN第16戦が、1月7日（日）に広島グリーンアリーナ（広島県広島市）で開催され、パナソニックパンサーズ（以下、パンサーズ）はJTサンダーズ広島と対戦した。

【第1セット】
序盤は相手の安定したサーブ、ブロック、ディフェンスに押されて連続失点、2-5となりタイムアウトを取った。追いつきたいパンサーズはジェスキー、大塚を中心に攻撃を組み立て、西田もコート外までボールを追いかけてチームを鼓舞した。しかし、なかなかリズムを引き寄せることができず、6-12でテクカルタイムアウトを迎えた。その後8点差となるがメンバーチェンジで新と西山を起用、大塚のサーブから連続得点を奪い10-15と追い上げるも、サーブミスなどで連続得点の機会を逃して19-25でセットを落とした。

【第2セット】
第1セット終盤から出場した西川を第2セットも起用。序盤はクイックで得点を決めてチームのリズムを作った。一進一退の攻防が続いたが、ジェスキーのサービスエースから連続得点を奪い10-8でリードする。相手のサーブに崩されて追いつかれ、12-11のテクニカルタイムアウト後も接戦の展開が続きシーソーゲームとなる。中盤にサーブで崩されて連続失点を与えて17-19とミスの許されない状況となり、サイドアウトが切れずにそのまま追いつくことができず23-25でセットを連取された。

【第3セット】
後がないパンサーズは、序盤から西田にボールを集めて、サーブ、スパイク、ブロックで得点を決めてチームを牽引する。その後も西川のブロックなどで連続得点し、流れを掴むと12-8でテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤も西田が強烈なスパイクを撃ち抜き、山本や大塚が落ち着いたディフェンスで得点に繋げると22-17の5点差とする。最後は、リリーフサーバーで入った中村のサーブから連続得点を奪い25-18でセットを取り返した。

【第4セット】
序盤からジェスキー、西田が中心となり連続得点をすることに成功し、リベロ山本の完璧なポジション取りでディフェンスをして優位に試合を運んだ。12-7のテクニカルタイムアウト後は互いに粘り合う展開が続いたが、強烈なサーブで崩されて一気に16-15の1点差まで詰め寄られる。流れを変えたいパンサーズは仲本が入り、ジェスキーが悪い流れを断ち切るスパイクを決めて終盤へ持ち込むと意地と意地のぶつかり合う激闘になる。最後は仲本のパスからジェスキーの鋭いスパイクで切り抜けて25-23でセットを連取した。

【第5セット】
第4セット終盤で出場した仲本を引き続き起用。ジェスキーのバックアタック、西田のスパイクで3-0のリードでスタートすると高い集中力でサイドアウトを取っていった。その後もジェスキーが高いパフォーマンスをキープ、深津のサーブから連続得点を奪い10-5とさらにリードを広げる。エースの風格漂う西田の圧巻の得点、仲本も巧みな攻撃で得点に繋げて15-10で激戦のフルセットを制し、9連勝を飾った。

パンサーズは15勝1敗、勝率0.94、通算44ポイント。
次週1/13（土）は、ホーム（パナソニックアリーナ）で東京グレートベアーズと対戦する。

ベストパンサー（VOM）ジェスキー選手のコメント

相手は最初の2セットはほぼ完璧で且つ、その後の3セットも良かったです。今日の試合はラッセル選手を止められなくて、途中まで11本打って10本決めていました。今季の中でも戦術面で一番苦労した試合だと思いますが、途中からゲームをコントロールすることができ、私たちのスパイクとサーブが良くなったと思います。
たくさんのご声援ありがとうございました。