令和5年度天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会 ファイナルラウンド準決勝

1216日(土)18:45

東京体育館

パナソニック
パンサーズ
team JTサンダーズ広島

3

  • 25-21
  • 25-17
  • 25-22

0

試合詳細

写真:深津選手、大塚選手、ラリー選手、ジェスキー選手、西田選手

令和5年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会の準決勝が12月16日(土)、東京体育館(東京都渋谷区)で開催され、パナソニックパンサーズ(以下、パンサーズ)はJTサンダーズ広島と対戦した。

【第1セット】
ジェスキーの正確なパスから大塚が1点目をしっかりと決めて試合がスタート。リベロ山本がディフェンスで鼓舞してリズムを作るとサーブから連続得点を奪って9-5とリード。山内のブロックが決まり12-8でテクニカルタイムアウトとなると、お互いにレシーブで粘り合う緊迫した展開が続いた。その後は深津のツーアタックや大塚のスパイクなどが決まり、リードを保ちながら終盤を迎えた。ここからサーブで効果的に相手のレシーブを崩し、優位に試合を運ぶと最後はジェスキーのサービスエースが決まり25-21でセットを先取した。

【第2セット】
序盤に山内のナイスレシーブから長いラリーを制して勢いを作ると、大塚のバックアタックなどで徐々にペースを握っていった。大塚のサービスエースが決まり12-10でテクニカルタイムアウトを迎えると、山内のサーブから連続得点を奪い16-11で5点差のリードとなる。その後も西田のスパイクやジェスキーのサービスエースが決まりリードを広げると、そのまま試合の流れを完全に支配して25-17でセットを連取した。

【第3セット】
第3セットも序盤から西田がエンジン全開で連続得点。好調なジェスキーの華麗なスパイクも決まり、相手に反撃の隙を与えない試合を展開していく。深津のサービスエースなども決まり10-5でリードすると、安定したサーブレシーブから確実にサイドアウトを奪った。さらに深津のブロック、山内のサーブから連続得点を奪うとエバデダンにもブロックが飛び出して19-14でリード。20点に入ったところでミスから失速し、連続失点を与えて1点差となるが、西田が強烈なサービスエースで悪い流れを払拭。最後は、大塚のサービスエースが決まり25-22でセットを奪いストレートで勝利を掴んだ。

明日の天皇杯決勝(東京体育館)は、ウルフドッグス名古屋と対戦する。

試合後のティリ監督のコメント

写真:ティリ監督

相手は非常に強いチームですし、大事な試合で今シーズン一番の試合をしたと思います。みんなゾーンに入っているかのような集中力を発揮していて素晴らしい勝利でした。
明日、優勝するために今からしっかり準備します。
応援よろしくお願いいたします!

試合後の大塚選手のコメント

今日は試合開始の時間が遅くなりいつもの試合とは違う自分たちのリズムが作りにくい雰囲気になっていましたが、始まったら集中してチーム全員で良いパフォーマンスを発揮することができました。途中連続で失点することもありましたがそこも全員で乗り越えることができたので、明日に繋がる試合だったと思います。
明日は大事な優勝が懸かる試合なので早く帰って、早く寝ます!
皆さん応援ありがとうございました。