2023年 KOVO Cup グループ戦 第2日

89日(水)19:00

亀尾パク・チョンヒ体育館
(大韓民国 慶尚北道 亀尾市)

パナソニック
パンサーズ
team 水原韓国電力ビクストーム

3

  • 25-21
  • 25-16
  • 25-19

0

試合詳細

写真:コートに集まる選手たち

2023クミ-KOVOプロバレーボール競技会(KOVO Cup)のグループB第2戦が8月9日(水)に亀尾パク・チョンヒ体育館(大韓民国 慶尚北道 亀尾市)で行われ、パナソニック パンサーズ(以下、パンサーズ)は水源韓国電力ビスクトームと対戦した。

【第1セット】
2試合連続スターティングメンバーのセッター中村は1点目を清水に託して得点、サーブを起点に連続得点を奪い良いスタートを切った。しかし、レセプションの乱れから相手のブロックにプレッシャーをかけられるとミスも重なり、7-8で1回目のテクニカルタイムアウトとなる。ここからパンサーズはギアを上げていき、仲本のブロック、清水の技ありのスパイクなどで4連続得点を奪い11-8と一気に逆転。相手の反撃を退けて16-12で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えると清水のサービスエースでさらにリズムに乗った。終盤に差し掛かるところで3連続失点、18-17の場面で新と垂水を2枚替えで起用すると、仲本がスパイクを決めて悪い流れを断ち切った。終盤までもつれた展開を最後は仲本が2本のサービスエースを決め25-21でセットを先取した。

【第2セット】
序盤はお互いにサイドアウトを取り、一歩も譲らない展開となるが徐々にディフェンスからペースを掴んで8-6でリードを奪う。その後もサーブで相手を揺さぶり清水、今村のブロックポイントなどで連続得点を奪い、攻撃の手を緩めず16-8と大量リード。さらにパンサーズはクイックを織り交ぜながら得点を重ね、終盤には西川のサービスエースが決まる。今大会パンサーズの一員として戦っている大学生の丸尾もクイックを決めてチームを鼓舞した。最後は相手のサーブミスとなり、25-16でセットを連取した。

【第3セット】
セッターを中村に代えて新、アウトサイドヒッターに大学生の池城が入り、今村がオポジットにコンバートして出場した。立ち上がりは相手の攻撃に苦しめられリードを許すが西川、兒玉の両ミドルブロッカーが効果的にブロックでプレッシャーをかけて連続得点、池城も持ち味のレシーブから得点に絡んで12-9でリードした。その後1点差に詰め寄られるも、すぐに修正してサーブからブロックとディフェンスで連続得点を奪い16-13で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。終盤は今村を中心に攻撃を組み立てると、新のサービスエースが決まり25-19でパンサーズが勝利を掴み予選リーグの通過を決めた。

パンサーズは、2勝0敗(グループB)。
グループB第3戦は8/11(金)に予選首位通過を目指し、大田三星火災ブルーファングスと亀尾パク・チョンヒ体育館(大韓民国 慶尚北道 亀尾市)で対戦する。

試合後のティリ監督のコメント

写真:ティリ監督

今日は全員がコミュニケーションを取り、気合いも入っていて素晴らしい試合でした。初戦の反省点を選手はしっかり修正して良かったですし、チーム全員が楽しんで試合をしていました。まずは予選リーグ最終戦に向けて準備していきたいと思います。
応援ありがとうございました。

試合後の兒玉選手のコメント

初戦よりも全員固さは抜けており、雰囲気も良かったことが勝ちにつながったと思います。
途中リズムが崩れかけた場面もありましたので修正して次戦に挑みます。