2023年度 第71回黒鷲旗 全日本男女選抜バレーボール大会 グループ戦 第1日

第71回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会が5月1日(月)に開幕、丸善インテックアリーナ大阪（大阪府大阪市）でグループ戦が開催され、パナソニック パンサーズ（以下、パンサーズ）は富士通カワサキレッドスピリッツと対戦した。

【第1セット】
序盤は落ち着いたレセプションから仲本や清水を中心に得点を決めてリズムの良い試合を作っていく。セッター深津はクイックで兒玉、耿鑫（ガンシン）をうまく使い相手に的を絞らせず12-10でテクニカルタイムアウトを迎えた。連続得点で差を広げたいパンサーズは耿鑫のブロックポイントで勢いを掴むと、深津のナイスディフェンスからクビアクが正確なトスを上げて清水が得点。中盤に16-13となり相手を引き離すことに成功したが、ここからお互いに点の取り合いとなり終盤まで一進一退の攻防が続いた。仲本のブロックなどでさらにリードを広げて25-20でセットを先取した。

【第2セット】
序盤に兒玉の強烈なスパイクで得点すると耿鑫も続き、いい形で得点を重ねていく。クビアクが要所でブロック、サービスエースを決めて連続得点を奪うと試合のペースを握り、清水や仲本がスパイクをきっちり決めて12-9でテクニカルタイムアウトとなる。その後もサーブで相手を崩して切り返しからの得点、耿鑫の2本連続ブロックもあり大量リードを奪い、そのまま最後まで相手に反撃を許さず勝利を掴んだ。

明日（グループ戦2日目）は、早稲田大学と丸善インテックアリーナ大阪（大阪府大阪市）で対戦する。

試合後の兒玉選手のコメント

久しぶりにスタートからの出場で少し固さがありましたが、チームのサポートもあり持ち味のクイックを決めることができて良かったです。連戦となりますのでしっかり戦う準備をしていきます。
引き続き応援よろしくお願いいたします。