2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN ファイナルステージ ファイナル4 第1戦
4月8日(土)15:00
島津アリーナ京都(京都府立体育館)
パナソニック パンサーズ |
team | サントリーサンバーズ |
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3 |
試合詳細
2022-23V.LEAGUE DIVISION1ファイナルステージ ファイナル4 第1戦が4月8日(土)に島津アリーナ京都(京都府京都市)で開催され、パナソニックパンサーズ(以下、パンサーズ)はサントリーサンバーズと対戦した。
【第1セット】
クビアクがコンディション不良でベンチアウトとなり仲本がスターティングメンバーで起用された。序盤から激しい点の取り合いとなり、相手の強烈なサーブをレシーブでしっかりと返して得点に繋げていく。決定機を逃さず清水が得点、山内のブロックなどでリードして12-10でテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤以降もセッター深津からクイックを絡めた攻撃で着実に得点を重ねて20点に到達するが相手に追いつかれ、22-22の同点となる。パンサーズは新と西山の2枚替えなどを使いながら何度もセットポイントのチャンスを掴むが、最後は逆転を許して29-31でセットを取られた。
【第2セット】
第1セットとは違い、相手に連続失点を許す苦しい展開となり1-6まで点差を離された。パンサーズは持ち味のサーブでリズムを掴もうと試みるもミスが目立ち、得点を重ねられない展開が続いた。しかし、リベロ伊賀がディフェンスで粘り、大塚や清水が得点を決めてチームに勢いをもたらすと仲本も得点を決め少しずつリズムを取り戻していった。9-12でテクニカルタイムアウトを迎えるとパンサーズがじわじわと得点を重ねていき、清水の巧みなスパイク、エバデダンのサービスエースで逆転に成功した。その後も連続得点を奪い21-19の2点差で終盤へ。ここから大塚がギアを上げて連続得点をあげるとそのまま最後まで守り切り25-22でセットを取り返した。
【第3セット】
リズムを取り戻したパンサーズは序盤から相手にプレッシャーをかけていく。深津の前後に揺さぶるサーブが効果的に機能し、接戦のまま11-12でテクニカルタイムアウトとなる。サイドアウトをきっちり切り、我慢を続けて17-17の場面で西山を起用。新も交代で入り、パンサーズ勝利の方程式で西山がさっそく滞空時間の長いスパイクで得点していく。気の抜けない展開が続いたが終盤にはサービスエースも決まり25-23でセットを連取した。
【第4セット】
序盤から大塚を中心に攻撃を展開してパンサーズのペースへ持ち込んだ。途中、大塚にアクシデントがあり、垂水が今シーズン初のコートイン。ルーキーとは思えない落ち着いたプレーで得点の原動力となると、ティリ監督は新と西山を11-11の場面で起用、早いタイミングで仕掛けた。その後は仲本のスパイクや山内、エバデダンなどのクイックで得点を重ね、終盤まで接戦を持ち込んだが連続失点で19-22となった。そのまま追いつくことができず22-25でセットを取られて決着はフルセットへ。
【第5セット】
序盤にサーブで崩されて連続失点、すぐに西山、新を起用してリズムを掴みにかかった。しかし徐々に点差を開けられるとミスが出てしまい相手のペースで試合が進んだ。終盤にサーブでプレッシャーをかけて追いかけたが、9-15で敗戦となった。
パンサーズは、0勝1敗3位(通算2ポイント)
明日はレギュラーラウンド4位通過の堺ブレイザーズと島津アリーナ京都(京都府京都市)で対戦する。
試合後のティリ監督のコメント
悔しい結果になりましたが、選手たちは最後まで諦めずに戦い本当に誇りに思います。これまでメインで出場していた選手が欠場の中で素晴らしい試合ができました。敗戦しましたが、ポイント1点を取れたことは大きいと思います。まだファイナルへ進出できる可能性はあるので、全てをぶつけて戦います。
明日も応援よろしくお願いいたします。