2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN レギュラーラウンド 第14戦

124日(日)14:05

home game

パナソニック アリーナ

パナソニック
パンサーズ
team ウルフドッグス名古屋

2

  • 20-25
  • 25-19
  • 21-25
  • 25-22
  • 13-15

3

試合詳細

写真:クビアク選手

2022-23V.LEAGUE DIVISION1レギュラーラウンド第14戦が12月4日(日)にパナソニックアリーナ(大阪府枚方市)で開催され、パナソニックパンサーズ(以下、パンサーズ)はウルフドッグス名古屋と対戦した。

【第1セット】
セッターを左足負傷している深津に代わり新がスターティングメンバーとして出場、大竹が3試合ぶりに先発出場をした。スタートを良い形で得点するも相手のサーブに崩され2-6で先行される展開となった。レセプション攻撃を安定させるべく仲本に代わりベテランの渡辺が出場すると、新のサービスエースなどもあり徐々に流れを取り戻していった。7-12でテクニカルタイムアウトが明けると清水と今季初出場の中村を2枚替えで起用。しかし相手の高いブロックの前に攻撃が通じず、逆に切り返されて連続失点してしまい苦しい展開が続く。終盤にクビアクのサービスエースや渡辺のスパイクで反撃するも20-25でセットを先取された。

【第2セット】
第1セットから引き続き渡辺が出場。セッター新のトスからクビアク、大竹などが得点して一進一退の攻防となると山内のブロックポイントと渡辺のスパイクでリードを奪った。12-10でテクニカルタイムアウトを折り返すとリベロ伊賀を中心とした堅いディフェンスから得点に繋げて連続得点を奪い、渡辺のスパイクなどで流れを掴みリードを広げた。そのままサイドアウトを確実に取って25-19でセットを奪い返した。

【第3セット】
序盤は相手にサーブとブロックでプレッシャーをかけられて連続失点。追いかける展開のパンサーズは小宮のクイックや大竹、渡辺にブロックが飛び出すなどして9-12でテクニカルタイムアウトを迎えた。そこからクビアクが豪快なスパイクとサービスエースを決めて13-13の同点に追いついた。終盤に差し掛かるところで相手のブロックに連続でシャットアウトされて3点差を追いかける展開となるが、パンサーズは必死に食らいつき20-21となった。終盤に連続失点で21-25となりセットを再び取られた。

【第4セット】
序盤にクビアクのスパイクでリズムを掴むと、山内にブロックポイントが飛び出して12-8でテクニカルタイムアウトとなる。相手がサーブで攻めてくる中、苦しい場面を全員で粘り得点に繋げると、小宮に代わり耿鑫(ガンシン)が出場。耿鑫のサーブから山内のブロックで流れを引き戻した。しかし連続で失点し20-20の同点に追いつかれた。ここからはお互いの意地と意地がぶつかり合う白熱した展開となり、クビアクが強烈なサーブでピンチを救うと25-22でパンサーズがセットを取り返して2日連続のフルセット突入となった。

【第5セット】
序盤にミスを出して連続失点、苦しい立ち上がりとなるがクビアク、渡辺が得点を決めて食い下がる。6-8で折り返すと新のブロック、サーブから連続得点を奪い10-10の同点に追いついた。しかし終盤に相手のサーブで崩されて逆転を許すと、あと一歩のところで追いつけずに連敗となった。

パンサーズは9勝5敗(通算28ポイント、リーグ5位)
激しい順位争いが続く2022-23リーグ戦は一旦中断となり、来週より今シーズン1つ目のタイトルをかけた令和4年度天皇杯全日本バレーボール選手権大会が始まる。

試合後のティリ監督のコメント

写真:ティリ監督

今日も非常に良い試合をしましたが最後の最後で点を取りきることができなかったことが敗因だと思います。修正すべきところをしっかり改善して天皇杯に向けて頑張ります。
2日間、ファンの皆さんの応援が力になりました。
ありがとうございました!

試合後の渡辺選手のコメント

年内最後のリーグ戦であり、デサントプレゼンマッチということで勝敗も重要な試合で負けてしまいとても悔しいです。個人的にはサーブでプレッシャーをかけられる場面が幾つかあり、良いところで相手のサービスエースで崩されてしまうこともあり本当に少しの差だったと思います。改善できるところはまだまだあります。
来週からは今年最初のタイトルである天皇杯があるので、気を引き締めてしっかり戦えるようにこの一週間準備していきます。
応援ありがとうございました。