2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN レギュラーラウンド 第3戦

1029日(土)14:00

away game

三島市民体育館

パナソニック
パンサーズ
team 東レアローズ

2

  • 25-19
  • 22-25
  • 25-21
  • 20-25
  • 11-15

3

試合詳細

写真:永野選手

2022-23V.LEAGUE DIVISION1レギュラーラウンド第3戦が10月29日(土)、三島市民体育館(静岡県三島市)で開催され、パナソニックパンサーズ(以下、パンサーズ)は東レアローズと対戦した。

【第1セット】
3戦連続同じスターティングメンバーで臨んだパンサーズ。
序盤はベテラン清水にボールを集めて攻撃を展開し、ブロックとディフェンスで相手にプレッシャーをかけて連続得点を奪い10-6とリードすることに成功した。しかし、東レもディフェンスから反撃、12-10でテクニカルタイムアウトとなり中盤戦へと突入した。その後、山内がブロックで得点、清水、仲本もアタックを次々と決めてリードを保ったまま終盤へと進み、パンサーズは最後まで攻めの姿勢を崩さずセットを先取した。

【第2セット】
序盤は粘り強いディフェンスと仲本の巧みなフェイントで連続得点を奪い、第1セットの勢いそのままに試合を展開するが相手も強力なサーブで攻め、サーブレシーブを崩され11-12の1点リードでテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤はお互いにサーブで攻めるがミスが先行して一進一退の展開が続く中、先に連続失点を許したのはパンサーズ。19-21のリードされた場面でティリ監督はタイムアウトを取り、流れを引き戻そうと試みるも22-25でセットを落とした。

【第3セット】
もう一度流れを引き込みたいパンサーズは清水が連続で得点すると、サーブをコース重視の戦略に切り替えミスを減らしていく。対する東レはミスがありながらも積極的なサーブで攻め、永野、仲本を中心にサーブレシーブで必死に耐えて好機を作っていった。伊賀や仲本の粘り強いディフェンスからクビアクが得点を決めるなど、少しずつリズムを取り戻して11-12でテクニカルタイムアウトとなる。ここから深津がサービスエースを決め、クビアクが奮起して逆転に成功、パンサーズリードで終盤を迎えるとクビアクを中心に攻撃を組み立ててセットを取り返した。

【第4セット】
序盤にパンサーズの攻撃が決まらず、連続失点を許し1-5でタイムアウト、苦しい立ち上がりとなった。ティリ監督はメンバーチェンジでセッターの深津と新を交代させリズムが変わり、仲本がブロックやアタックで得点してじわじわと反撃、テクニカルタイムアウトを8-12で折り返した。そこから新のサービスエースなどで得点を奪うが動きが鈍くなったパンサーズは、連続失点を機に大竹が清水に代わり出場。終盤にサーブで連続得点を奪い追い上げるも20-25でセットを取られてフルセットへ持ち越された。

【第5セット】
再び清水、深津がコートに戻りスタート。お互いの意地がぶつかり合う展開は、リベロ永野がサーブレシーブでチームを鼓舞、クビアクと小宮のブロックで7-6と逆転に成功した。しかし終盤に相手のサーブに崩され一気に逆転を許し、勢いを止めることができずに11-15で試合終了となりセットカウント2-3で敗戦となった。

パンサーズは2勝1敗(通算7ポイント)
明日10月30日(日)もアウェイ(三島市民体育館)で東レアローズと対戦する。

試合後のティリ監督のコメント

写真:ティリ監督

あと少しのところで勝利を掴めただけに悔しいです。戦術としてもお互いに戦略的に戦った非常に質の高い試合だったと思います。あと少しの差なのでしっかり準備して明日の試合に臨みます。

試合後の永野選手のコメント

いつも応援ありがとうございます。
今日の試合はフルセットで敗けましたが、お互いにレベルの高い試合ができたと思います。勝敗を分けたのは本当にちょっとだけの差だと思うのでチームでしっかり話し合って明日の勝利に向けて準備していきます。