V.LEAGUE DIVISION1レギュラーラウンド第33戦が3月19日(土)、サイクルショップコダマ大洲アリーナ(大分県大分市)で開催され、パナソニックパンサーズ（以下、パンサーズ）は大分三好ヴァイセアドラーと対戦した。

ファイナルラウンド進出に向けて１敗も許されないパンサーズ。
序盤から前後に揺さぶるサーブが効果的に効き、相手に思うようなプレーをさせなかった。その後も安定したパスから清水やクビアクがアタックを決めると、大塚もフェイントを織り交ぜながら落ち着いて得点を重ね、25-16でセットを先取した。第2セットも序盤からパンサーズが主導権を握る試合展開。清水の巧みなアタックと山内のブロックなどで大きくリードを広げていった。途中、相手の粘り強いディフェンスとサーブに押される場面もあったが、ブロックからチャンスを作り、連続得点に繋げて25-16でセットを連取した。勢いの止まらないパンサーズは第3セットも序盤に連続得点を奪い、試合を完全にコントロール。清水が要所でブロックを決めると、サーブ・ブロック・ディフェンスの全てにおいてかみ合ったプレーで一気に勝利を引き寄せた。最後まで良いリズムを保ったまま試合を運び25-11でセットを奪い、明日の試合へ向けても良い形で終えた。

パンサーズは21勝10敗 リーグ暫定3位（通算65ポイント）
明日もアウェイ（サイクルショップコダマ大洲アリーナ）で大分三好ヴァイセアドラーと対戦する。

ベストパンサー（VOM）山内選手のコメント

今日は非常にチームとして良いバレーができたと思います。良いパスを返球してくれた選手が多く、深津選手にアタックしやすいトスを上げていただいてクイックを決めることができました。サーブも効果的に決まってブロックが絞りやすい状況を作ることができ、チームでまとまることができたと思います。明日も自分たちのバレーをすることができれば勝つことができると思うので頑張ります。

• ※VOMとは、各試合で勝利に貢献した選手におくる個人賞「V.leaguer of The Match」

試合後の小宮選手のコメント

相手はサーブやアタックなど攻撃力が非常に高いチームなので戦略的に精度の高いサーブとブロックを心掛けて試合に臨み、結果が出たことは良かったと思います。
明日も引き続き試合がありますので応援よろしくお願いします。

試合後のティリ ロラン監督のコメント

試合の序盤は少し緊張したような試合運びでしたが、パスとブロックが良くなり終盤は私たちのバレーができたと思います。明日は全く違う試合になる可能性もあるので強いメンタルを持って戦いたいと思います。