2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 MEN
ファイナルステージ ファイナル3

2021年4月3日(土) 16:08

船橋アリーナ

パナソニック
パンサーズ
team ウルフドッグス
名古屋

1

  • 23-25
  • 25-21
  • 19-25
  • 25-27

3

ゴールデンセット

1

  • 25-21

0

試合詳細

写真:クビアク選手

V・ファイナルステージ、ファイナル3が4月3日(土)、船橋アリーナ(千葉県船橋市)で開催され、レギュラーラウンド2位、パナソニックパンサーズ(以下、パンサーズ)は3位、ウルフドックス名古屋(以下、ウルフドックス)と対戦した。

スターティングメンバー
(1清水、2深津、5渡辺、10山内、13クビアク、22小宮、リベロ17永野、16伊賀)

2年ぶりの王座奪還、ファイナル進出のためには絶対に負けられない一戦。パンサーズはレギュラーラウンド2位を決めた試合と同じメンバーで臨んだ。
第1セット、深津はエース清水にボール集めて得点を重ねる。クビアクのサーブから4連続得点。序盤8-5とリードするも中盤相手のサーブで崩され連続失点で逆転を許す。清水のサーブから深津がブロックを決めるなど徐々に点差を詰め同点で終盤を迎えるも、最後はクビアクのスパイクがブロックされ23-25で先取される。第2セット、序盤はサイドアウトを取り合う展開。セッター深津はバランスの良いトスを配給し攻撃を牽引。ディフェンスも粘りを見せ、相手エースのスパイクをクビアクがブロック。流れを掴み一歩抜け出す。中盤、小宮に代えてベテラン白澤を投入し、更にディフェンスを強化。途中出場した大竹が技ありのスパイクを決めるなどリードしたまま25-21。セットカウント1-1とする。第3セット、白澤がスタートから出場。序盤からサーブとブロックが機能し、流れを掴むとクビアクのスパイク・サービスエースが決まり点差を広げ、リードする。その後は徐々に点差を詰められ、5連続失点。試合の主導権を握られて終盤を迎える。エース清水に代えて大竹を投入した直後、クビアクに予期せぬアクシデントが発生。仲本が代わってコートに入るも、流れを変えることはできず19-25。セットを取り返される。
第4セット、エース清水の豪快なスパイクがチームに明るさを取り戻す。序盤の拮抗した展開からリードと許すと、清水・深津に代わって大竹・新を投入。更に中盤、渡辺に代えて今村を投入し、選手交代で流れを作ると、今村、仲本が躍動。徐々に点差を詰めて試合は終盤へ。大竹がエースを決めて遂に同点に追いつくも相手に押し切られ25-27。セットカウント1-3でウルフドックスが勝利。この結果によりファイナル3はパンサーズの1勝1敗。ファイナル進出の行方はゴールデンセットへ。

ゴールデンセットスターティングメンバー
(4大竹、6白澤、8仲本、10山内、13クビアク、20新、リベロ17永野、16伊賀)

第3セットで途中交代し、体調を心配されたクビアクが遂にコートに帰ってきた。精神的支柱が戻ったパンサーズは序盤、仲本が素晴らしいディグからスパイク、大竹が強烈なスパイクを決めるなど若手選手がチームに勢いをもたらすと、新が得意のツーアタック、サーブで相手を崩し、更にクビアクがスパイクを決め、息を吹き返す。白熱した展開に会場の雰囲気は最高潮となり、それに釣られるかのようにクビアク・仲本・大竹のアタッカー陣が躍動。攻守ともに気迫のあるプレーで追いすがる相手を引き離し、セットカウント25-21。痺れる試合をパンサーズが制し、サントリーサンバーズが待つ明日のファイナルに駒を進めた。

試合後の仲本選手のコメント

写真:中本選手

クビアク選手のアクシデントで急に試合に出ることになりましたが、いつも誰が出ても強いチームを意識して練習に取り組んでいます。途中交代での出場でしたが、及第点のプレーができたと思います。まだファイナルが残っています。2勝するために船橋アリーナに来ているので明日に備えて頑張りたいです。

試合後の深津選手のコメント

写真:深津選手

今日は途中から出場した選手たちの活躍のおかげで勝てた試合でした。個人的には不甲斐ないプレー内容で、悔しい気持ちが強いです。明日出るチャンスがあれば今日の悔しさを取り返したいです。

試合後のティリ ロラン監督のコメント

写真:ティリ ロラン監督

きっと皆さんが感じたと思いますが、楽しい試合だったと思います。波が多い試合でサスペンスが高い試合だったと思います。我々が勝利できたことと、明日のファイナルに進出できたことが嬉しいです。 明日も応援お願いします。

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