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Feliz ano novo!! あけましておめでとうございます!

2016年1月18日 「今年も応援よろしくお願いします」

Feliz ano novo!!
あけましておめでとうございます!
みなさん年末年始は、どの様にお過ごしになられましたか?

私は年末年始は日本に帰らずに、クリスマスから年明けまでブラジルで過ごしました。
カトリック教徒が約8割を占めるブラジルでは、クリスマスは1年を通じて皆が最も待ち望んでいる祭日です。
もちろん24日25日は国民の休日になります。
日本人の私にとっては、真夏のクリスマスというだけで違和感がありましたが、ブラジル人のクリスマスに向けた意気込みにも日本との大きな違いを感じました。

ブラジル人は家族の絆をとても大切にしていて、クリスマスイブの夜は家族・親戚が一堂に会します。
この辺りもクリスマスを1つのイベントとして捉えている日本とは違います。
この日のために用意された多くのクリスマス料理を囲み、1年の思い出話などに花を咲かせます。
そして、12月25日の0時を境目に、「Feliz Natal!!」とお互いに抱き合いながら喜びを共有します。
そのあとに、それぞれがプレゼントを持ち寄って、家族や親戚間でプレゼント交換をするのもブラジルならではですね。
1年に1回家族や親戚が一堂に会して、お互いの無事を祈るかけがえのない日。それがクリスマスのようです。
なんだか日本のお正月みたいだなーと感じました。

ブラジルの一大イベント クリスマス

次の日は、前日にたくさん作った料理の余りを食べます。
これもおせち料理みたいですね。
しかし、日本では25日が終わると、すぐにお正月に向けて「和」の装いに変身しますが、ここブラジルでは、各地で施されたクリスマスのイルミネーションなどは1月6日ごろまで続いていました。
いつまでクリスマスやねん。と思ってしまったのはここだけの話です。

ブラジルでは、ほとんどの人がクリスマスを家族と過ごすので、年越しやお正月は家族や親戚が特に集まるというのはないそうです。

友達とパーティーをしたり、各地で開かれている年越しイベントに行ったりして、新年を迎えます。

また、ブラジルには年越しに着る服に新年の願いを込める習慣があります。多くの人が、平和の願いを込めて、全身白い服を着ます。
今回、私もこちらの習慣にならって全身白い服を着て年を越しました。

こんな感じで、2016年を今年のオリンピック開催地であるブラジルで迎えました。

今年は、自分の競技人生において大きなターニングポイントとなる勝負の年です。
ロンドン五輪の出場権を逃してから、もう4年経ちました。
本当にあっという間です。
未来は誰にもわかりません。
自分が思い描いている未来を現実のモノにするために、今を全力で頑張る。
その先に、自分が選んだ「道」の正解が待っています。
すべてはその瞬間のために。

2016年も変わらず応援よろしくお願いします。

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