私が住んでいるパラナ州マリンガ市には日系人の方が多く住んでおり、盆踊りや演芸大会などの日本特有のイベントがたくさん開催されています。
その中でも一番大きいイベントである「Nipo-Brazileiro」というお祭りが開催されていたので、先日行ってきました。
このイベントでは、よさこい踊りや和太鼓の演奏など日本の伝統芸能のステージがあり、大変盛り上がっていました。
また盆栽や書道の展示などもあり、盆栽は実際に購入することもできるため、一緒に行ったチアゴ選手も購入して満足気な顔をしていました。
会場には日本食のフードコートがあり、どの店も長蛇の列で、日本食の人気の高さを伺うことができました。
日本人の私から見ると、少し不思議に感じるものもありましたが、それがまたブラジルらしくて面白く、とても楽しい時間を過ごすことができました。

日本から一番遠い国であるブラジルで、ここまで日本の文化に触れる機会があるとは思ってもいませんでした。
海外から見た日本がどのように見えているのかを客観的に見ることができ、日本にいるとあまり考えることがない母国の魅力を再認識できる貴重な時間となりました。
このイベントは一週間近く開催されており、連日たくさんの人が来場するそうです。
多くのブラジル人が日本の文化に興味を持ち、楽しんでいる姿を見て、日本人として誇り高い気持ちになりました。

私も日本人としての振る舞いを大切にし、自身のプレーで試合を観に来てくれたファンの方々を楽しませることができるように頑張ります。