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監督からのメッセージ

パナソニック パンサーズ 川村 慎二監督


三冠達成の歓喜から半年、2018/2019シーズンがいよいよ幕を開ける。チーム内の激しい競争で一回りも二回りもレベルアップしたパナソニックパンサーズが狙うのは、王者のみが挑戦権のある偉業、連覇だ。川村慎二監督が磨き続ける「誰が出ても勝てるチーム」は今シーズンどんな進化を遂げ、 戦い抜くのか。自信と誇りを胸に、挑戦への一歩を踏み出す。

天皇杯優勝でつかみ取った自信

川村監督

2017/2018シーズンは、天皇杯、Vリーグ、黒鷲旗の三大タイトルで頂点に立ち、6年ぶり3回目の三冠を達成できました。パナソニック創業100周年の記念すべき年、多くのファンの皆さんとともに勝利を喜び合えた経験は、選手の胸に誇りとして刻まれ、チームの大きな財産となりました。熱い声援を送っていただき、改めて感謝いたします。

パナソニックパンサーズは、長らく国内大会の優勝から遠ざかっていました。2017年の黒鷲旗も勝てば3年ぶりの優勝でしたが、決勝戦で競り負け、大変悔しい思いをしました。個々の力ならどのチームにも負けない。あと一歩、何が足りないのか――。壁を乗り越えるきっかけとなったのは、天皇杯の勝利でした。準決勝、フルセットで追い上げられる苦しい場面、「俺たちがまだリードしている。自信を持ってやろう」とクビアクが鼓舞し、流れを引き戻した。決勝も何度追いつかれそうになっても、しぶとくボールを拾い勝ち切った。選手自らが自信をつかみ取ったという意味で結果以上の価値がありました。たとえ劣勢でも勝利への執念を燃やし、最後まで諦めず戦い抜く、自分たちには戦う力があるんだと。特に若手選手には大舞台での勝利が大きな経験となり、その後のリーグ戦でも目覚ましい活躍で、チームは一気に波に乗りました。

「若手もベテランも関係ない」競争を勝ち抜け

強いチームを支える団結力
強いチームを支える団結力

10月27日から開幕するVリーグは、今シーズンから新たにチーム数が2チーム増え、10チームで最大36試合を戦います。タフな体力が必要になり、安定したパフォーマンスを保つためにも、メンバーを固定せず総合力で挑みます。まずは12月の天皇杯連覇を目標に、強化を継続していきます。普段練習では主力中心のAチームと、Bチームに分けゲーム形式で競わせるのですが、私が常に注目するのはBチーム。「試合に出たら、若手もベテランも関係ない。絶対勝て」と言い続けます。高い競争力でBチームがAチームに匹敵するレベルになれば、おのずと戦力の厚みが増す。私の現役時代から受け継がれてきたパナソニックパンサーズの鉄則です。

Vリーグ見事優勝
Vリーグ見事優勝

若手は練習からベテランを押しのけるくらいに勢いを持ってほしい。清水はリハビリのため、リーグ初戦から不在となりますが、不安はありません。同じポジションで急成長した今村、大竹が「復帰しても俺たちが入れさせない」と対抗心を持っていますし、逆に清水は若手にはまだまだ負けていないと闘志を燃やしているでしょう。今シーズンから、新たに台湾代表のサイドアタッカーの陳、セッターの新、ミドルブロッカーの小宮が加わりました。新たな刺激もあり、競争は激しくなるはずです。昨シーズン、リーグ1位の効果率だったサーブは、威力に磨きをかけました。各選手に高い目標値を設定し、スピードガンを使った打撃練習を夏場から続けています。また、そのサーブを練習で受け続けるレシーバーの技術も底上げされて、守備の安定化につながりました。

目の前の一戦に全力を尽くす

ガッツポーズの今村選手と深津選手
ガッツポーズの今村選手と深津選手

三冠達成の自信を過信にしてはすぐに足をすくわれます。リーグ連覇は過去10年間、どのチームも達成できていませんし、ほかの国内大会も連覇は難しい。けれど不可能ではない。今シーズンの新たなスローガンは、「Aim Even Higher~挑戦~」です。津賀社長が創業100周年の際、「これからの100年を見据えて、現状を見直ししっかりと挑戦していこう」と語られていたのが、今のチーム状況にも重なると感じました。昨シーズンは会社幹部の方々にチームの活躍を発信していただくなど、社内から注目をされとても励みになりました。特に5月5日に行われた黒鷲旗決勝戦、津賀社長の前で優勝できたことは大きな喜びでした。また、枚方市長のご厚意により枚方市駅周辺で開催した優勝パレードでは、多くのファンの皆さんに祝福していただきました。社内外から広く注目を集めるようになった今、目の前の一戦一戦をチャレンジャーとして、全員で戦い抜かなければと、身を引き締めています。試合中、私は「練習でこれだけやってきたのだから、思い切っていけ」と選手をコートに送り出します。その分、練習時のミスは口酸っぱく指摘しています。特に目で落としたボールには、「コートに落ちるまで最後まで追いかけろ」と。意識が変われば、当たり前のプレーや動きの一つひとつが変わる。王者にふさわしい真剣プレーをお見せしたいです。

黒鷲旗で見事優勝
黒鷲旗で見事優勝

パナソニックパンサーズの最大の強みは、レギュラー、控えも関係なく一丸で戦う団結力です。試合観戦に来られたら、ぜひ控え選手にも注目してください。タイムアウト中、ブロック位置など後方から見える相手チームの情報などをコートの選手に直接伝えたり、アタックが決まれば自分のことのように喜び、大声を掛ける選手の姿があります。たとえ控えに回っても、「何か少しでも力になりたい」。そうした選手の気持ちが強いチームを支えているのです。一つにまとまったチームは強い。全員で勝利を積み重ねて証明してみせます。


一つでも多くタイトルを!

チームスローガン「Team of Gladiators」を原動力に最後の最後まで激しく牙をむき、一直線で勝利の道を駆け抜けます。

(取材日:2018年10月4日)

「最後までボールを追いかける」
それこそが王者にふさわしいプレー
気持ちを一つにさらなる高みへ挑戦だ

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