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ラグビー入門





FW フォワード編 - 縁の下の力持ち。強靱な肉体でボールを奪取!

スクラムを組み、ボールがタッチラインの外に出ればラインアウトで敵とボールを奪い合い、BKが捕まれば、すぐに駆けつけてボール獲得に身を削る。ボール争奪戦が最優先される仕事だが、力強く突進して相手ディフェンスも蹴散らして行く。ぶつかって、倒されて、下敷きになりながらも、また起きあがって走り回るタフな選手たちは、チームメイトに尊敬される存在だ。

PR (プロップ) 13
最前列でスクラムを組む1番と3番。FW全員の力がここに集中するので、巨漢で頑丈な選手が多い。スクラムのほかにジャンパーを支えるサポーター役なども務め、忍耐強く、他の選手のために頑張る優しさも必要。
 
HO (フッカー) 2
最前列中央でスクラムをコントロール。SHが入れたボールを足でかき出し、多くがラインアウトでもボールを投げ入れる。器用さが必要で、体型はPRに近いがやや小型。BKが捕まったポイントに真っ先に行くのはFL、No.8だが、そのボールをさらに展開する時には、HOがNo.8的役割を果たすことも。
LO (ロック) 45
ラグビー王国ニュージーランドでは少年はロックを目指す。強くて頼りになる男の象徴だからだ。ラインアウトでは長身を生かしてボールをキャッチし、巨漢を利しての突進で相手ディフェンスにダメージを与える。現代ラグビーではPR、HO、LOの運動量が勝負の鍵とまでいわれている。
 
FL (フランカー) 67
スクラムやラインアウトから真っ先に飛び出して相手にプレッシャーをかけ、激しいタックルで相手ボールを奪い取り、味方が捕まったポイントへ瞬時にサポートするFWとBKのブリッジ役。FWとしてのパワフルさとBK並のスピードが要求されるポジション。
No.8 (ナンバーエイト) 8
文字通り背番号は8。
スクラムからのサイドアタック、ラインアウトのジャンパー、BKをサポートしての突進、さらにBKラインに入ってのパスなど、FWとBKをつなぐ重要なポジションであり、総合的なスキルを必要とされるスーパーマン的存在。

BK バックス編 - ゲームを操り、華麗に相手ディフェンスを翻弄!

巨漢でいかつい選手が並ぶFWに対して、BKは比較的スリムな選手が多い。女性人気も圧倒的にBKに集中する(?)。FWが獲得したボールをどう攻撃に結びつけるかを考えるHB団(SH、SO)には明晰な頭脳と俊敏性が必要であり、最後に俊足を飛ばしてトライをあげるフィニッシャーWTBは、陸上の短距離ランナーのような存在だ。

SH (スクラムハーフ) 9
スクラムにボールを投げ入れ、出てきたボールを素早くBKラインにパス。BKがボールをつないで捕まりFWがサポートにやってくると、そのボールをまたBKラインに供給。常にボールと一緒に動き回って攻撃のリズムを作るのがSHの仕事。フィフティーンの中でも小柄な選手が多いが、俊敏に動き回り、大男の合間をすり抜けて突破するなど、タフネスさも要求される。
 
SO (スタンドオフ) 10
バックスの中央にいて、司令塔とも称される。パスか、ランか、キックか、攻撃を選択していくゲームメーカー。チームを操る姿はサッカーの背番号10とも重なる。一人綺麗なままのジャージ姿で思考する姿は数々のカリスマ的スターを生んだ。もちろん戦術眼だけでなく、キック、パスのスキルも重要。
CTB (センターバック) 1213
TBはスリークオーターバックスの略で、基本フォーメーションのBKを4列にした場合の3列目のこと。SOからのパスを細工してWTB、FBにつないだり、自ら攻撃の起点となり突破して、トップスピードでぶつかり合うCTBには強靱な足腰と正確なタックル能力が求められる。
 
WTB (ウイング) 1114
BKラインの基本フォーメーションの両翼に位置して、チームメイトが苦労してつないだボールを快速を飛ばしてトライに持っていくのが大きな役目。スピードだけではなく相手マークの前で一瞬止まり、瞬時の加速で相手を振りきるスワープという技術はWTBの見せ場。
FB (フルバック) 15
最後の砦として味方ゴールラインを守るが、攻撃にも積極的に参加する。BKラインに走り込み、WTBにパスをつないだり、相手のキックをキャッチしてカウンターアタックを仕掛けたり、大きく蹴り返したり。一番後ろのポジションなのでミスは許されず、責任感と大胆さを併せ持った性格が適性。HO、No.8、SH、SO、FBを「縦の線」と呼びチームの背骨のような存在として重要視されている。

ラグビーを楽しく観るためのゲームルール

ゲーム
ラグビーのルールは意外にシンプル。ラグビーはボールゲーム的要素と格闘技的要素をあわせもった陣取りゲームです。陣を取る方法は前進のみ。ボールを持って進む、キックをする、この2つが基本です。目指す相手ゴールラインの向こう側がインゴールエリア。このエリアにボールを持ち込んで地面につければトライ!得点となる。しかし、ボールを前方に投げるのは反則。パスするときは自分より後方へ投げなければなりません。
キックオフ
グランドの中央に置かれたボールを一方のチームの選手が蹴って試合開始。「ジャパンラグビー・トップリーグ」は、40分ハーフで前後半を戦う。
ノーサイド&ハーフタイム
試合終了の合図。前半終了時も同じ。
トライorゴール
トライ成功時。片手はトライした地点を指し、もう片方の手をまっすぐ挙げる。トライ後のゴールが成功したときは片手を垂直に挙げる。
アドバンテージルール
反則があっても反則しなかった側に有利にゲームが進んでいる場合、レフリーは笛を吹かず試合継続。反則しなかったチーム側の腕を上げ、プレーを見守る。
 
得点方法
1. トライ(T)・・・5点
ボールを相手陣地のインゴールエリアに持ち込んで地面につける。
2. ゴール(G)・・・2点
トライをすると与えられるフリーキック。ボールを地面に置いたプレスキックやドロップキック(ボールを地面に落として、跳ね返った瞬間に蹴る方法)でゴールを狙う。ゴールポスト間とクロスバーの上を越えると得点。
3. ペナルティキック(PG)・・・3点
相手の反則により与えられるフリーキック。反則を得た地点からゴールを狙う。
4. ドロップゴール(DG)・・・3点
プレー中、持っているボールをドロップキックしてゴールを狙う。
ドロップアウト
インゴールで攻撃側が持ち込んだボールを防御側が先に抑えた時など。22メートルラインからのドロップキックで試合再開。
ペナルティキックorスクラム
一定の反則があった時、反則しなかった側はペナルティキックか、マイボールのスクラムを選択することができる。

軽い反則 【スクラム】

軽い反則があった場合、相手チーム側のボールでのスクラムが命じられる。

スローフォワード
自分より前にボールを投げた場合。
ノックオン
ボールがプレイヤーの手、または腕に当たって相手ゴールの方向(前方)に落ちた場合。
 
アクシデンタルオフサイド
ボールを持ったプレーヤーが、前にいる味方と接触し、自チームが利益を得た場合。
ラインアウト時のノットストレート
ラインアウトでボールがまっすぐ入らなかった場合。反則しなかったチームはマイボールのラインアウトかスクラムを選択。

比較的重い反則 【フリーキック】

比較的重い反則があった場合、与えられるキック。継続して攻撃することができるが、直接ゴールは狙えない。

スクラム時のノットストレート
スクラムでボールがまっすぐ入らなかった場合。
 
フットアップ
スクラムに入れたボールが地面につく前に足を上げてフッキングした場合。

重い反則 【ペナルティーキック】

重い反則があった場合、与えられるキック。継続して攻撃することができ、直接ゴールも狙える。

オフサイド
プレーしてはいけないオフサイドの位置でプレーをした場合。
ノットリリースザボール
タックルされて倒されたプレイヤーがボールを離さなかった場合。
オブストラクション
ボールを持っていない相手側のプレーヤーを手や体などで妨害した場合。
スティファーム&レイトタックル
相手の首に腕をひっかけたり、パスした後に故意に行う危険なタックル。
ピックアップ
スクラムまたはラックの中のボールを拾い上げた場合。
 
ハンド
スクラムまたはラックの中のボールを手を使い、かき出した場合。
ニーリング
スクラムの時、相手の押し込みを止めようとして膝をついた場合。
コラプシング
故意にスクラムを崩した場合。
オーバー ザ トップ
ラックが形成された場合、ボールを超えて倒れこむこと。
ラックとは、両チーム1人以上が立ったまま、体を密着させ、地上にあるボールを奪い合うこと。
ノット ロール アウェイ
タックルしたプレーヤーは、直ぐに立ち上がるか、またはボールから離れなけらばならないルールがあり、これを行わない場合。

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