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ハイランダーズ vs ニュージーランドバーバリアンズの試合に出場してきました!

2014年07月04日

6月20日にニュージーランドのインバーカーギルで行われた、ハイランダーズ vs ニュージーランドバーバリアンズの試合に出場した笹倉選手が、遠征の様子をレポートいたします。また、レポートの後には、バーバリアンズのヘッドコーチを務めたブラッド・ムーア氏と、ハイランダーズのコーチであり、パナソニック ワイルドナイツのアドバイザーでもあるトニー・ブラウンのコメントがありますので、最後までお読みください!

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皆さん、こんにちは。Panasonicワイルドナイツ4年目のちゃちゃこと、笹倉康誉です。

最近は蒸し暑い日が続いておりますが、皆様体調はどうですか?僕はもう夜はクーラーを入れて過ごしています。
ついこの間、6月16日~22日まで、今は冬で「設定温度22度」よりも寒い国ニュージーランドへ、劉さんと行ってきました。

なぜ、ニュージーランドへ行くことになったかと言うと、今年のチームの練習が始まって少し経ってからロビーさんに呼ばれ、「ハイランダーズとの試合があるから行って試合してみないか?」と聞かれ、なかなかスーパーラグビーの選手達と試合ができる機会もないので、喜んで参加させていただきました。

現地に着くと、ハイランダーズのGMのロジャーさんが待っていてくれて、その日の夜にブラウニーとニックと合流して、大まかな帰国までの流れと予定を聞き、次の日から練習でした。

初日は、ハイランダーズの本拠地でもあるダニーデンという町で、ハイランダーズの選手達と練習しました。Panasonicと雰囲気が似ていて、皆もフレンドリーですごく練習しやすかったです。なかには、練習生としてPanasonicに来たこともあるリー・アランもいて、会えて嬉しかったです!

その次の日から、インバーカーギルというめちゃくちゃ寒い地域に移動して、ニュージーランドバーバリアンズのメンバーと合流しました。
このチームは混成で、色んな地域から来た人達がいました。その中でも、日本でも活躍したリコ・ギア選手の顔もあり、チームに馴染みやすかったです。英語が話せないので少し不安はあったのですが、ラグビーに言葉はあまり必要ありませんでした。笑

試合当日は、18時からの試合でナイターゲームでした。結果から言うと、40-19で負けてしまいましたが、混成チームとは思えないほど、みんなコミュニケーションでカバーして、ラスト10分まではどっちが勝つかわからない試合を展開しました。

今回、この試合に参加できて本当に良かったと思います。日本とニュージーランドのラグビーで違いはありますが、何が通用して何が足りないかを明確にできた事、そしてまた、ニュージーランドの文化や人に触れ合う事でラグビー以外でもすごく成長できました。
今回、機会を与えてくれたチームと、ダニーデンでお世話になったブラウニー、ロジャーさん、田中さん(史朗じゃないよ。笑)、バーバリアンズの方々、本当にありがとうございました。    

(笹倉 康誉)


■NZ バーバリアンズ ヘッドコーチ ブラッド・ムーア氏のコメント
『ササ、ユ、ニックをニュージーランドバーバリアンズに迎えてハイランダーズと対戦したことは、違ったラグビー文化を持つ選手が集い、共にプレーすることで共に学びあうというバーバリアンズの精神にピタリと合致するものでした。そして、プレッシャーのかかるリーグ戦とは違う雰囲気で皆が試合を楽しめたのではないかと思います。ササ、ユ、ニックはチームの皆に歓迎され、すっかりチームに溶け込んでいました。一緒にいたのは短い時間であり、ササとユにとっては言葉の壁もありましたが、彼らは試合を理解して自分たちの役割を果たす能力がありました。ニックは、マネジメントサイドからの情報をササとユに伝達するという意味でも、チームを助けてくれました。
彼らともっと長く一緒にいることができればと思いましたので、いつかニュージーランドで彼らと共に働く日が来ることを楽しみにしながら、彼らの今後のキャリアを見つめていきたいです。』

■ハイランダーズ コーチ/パナソニック ワイルドナイツ アドバイザー トニー・ブラウンのコメント
【今回の試合を終えて】
『まず始めに、今回はハイランダーズとパナソニックの選手の双方にとって、共にラグビーをする時間を持つことができ、素晴らしい機会となりました。ハイランダーズ vs NZバーバリアンズという対戦は、理想的なイベントでした。選手たちは数日間の中でチームに馴染み、役割を果たしたと思います。今から始まる彼らのシーズンの成功を祈るとともに、今後の彼らに注目したいと思います。』

【参加した各選手について】
・劉さん
  『素晴らしいラインアウトのスキルを持ち、与えられた情報を吸収して自分の役割を果たす能力に長けた選手です。 練習でも試合でも一生懸命取り組み、少なくともITMカップのレベルにいる選手だと思います。』

・ささ
 『多くのエネルギーで練習に励み、積極的に参加していました。試合中はプレーに絡む機会が少なかったものの、スピードと的確な読みを見せてくれました。彼もITMカップレベルでプレーする能力があると思います。』

・ニック
 『ハイランダーズとの練習には参加できませんでしたが、彼は、こちらで所属しているクラブチームで良いパフォーマンスを継続しています。今回は、通訳としても役に立ってくれました。今年のITMカップでプレーできるのではないでしょうか。』

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